2つの産地の良いとこどり!バロッサ・ヴァレーの濃厚な果実味とイーデン・ヴァレーのエレガントな酸を持つ果実を見事に融合した味わい!!
「ストゥルイ」という名前は、イギリス/スコットランド北東部の険しい高地にある山から由来しています。その山は、スコットランド/インヴァネス近くのトルブレックの森を見下ろしており、ストゥルイからドーノック湾を見下ろす景色は、南オーストラリア/バロッサ山脈から谷底を見下ろす景色と同じくらい感動的だそうです。
■生産者のコメント
ブラックベリー、ブルーベリー、桑の実など黒系青系の果実や、ミルクチョコレートの浮き立つような香りに、イーデン・ヴァレーの花崗岩と片岩の土壌に由来する黒鉛とミネラルの複雑さを持っています。
力強さと若々しさを併せ持った風味が特徴的で、フルボディで、シルクのように滑らかな質感とともに豊かな果実味が広がり、熟した柔らかいタンニンが口中を包み込みます。リリース直後から美味しく味わえますが、2024~2035年頃まで熟成させることもおすすめです。
■ヴィンテージについて
2021年は、過去最高の収穫量を記録し、生育期は完璧な天候に恵まれました。夏は、過去10年で最も涼しく、2020年12月は過去3番目に多い雨量を記録しました。シーズンを通して熱波の影響は少なく、適時に雨が降ったことで、理想的な成熟期を迎えることができ、品質の高いブドウを収穫する事ができました。2021年のトルブレックは、芳醇な香りと卓越したバランスが特徴です。
■栽培について
南オーストラリアのバロッサヴァレー(57%)とイーデン・ヴァレー(43%)のブドウを使用しています。
標高400~500メートルの高地に広がるイーデン・ヴァレーは、バロッサ・ヴァレーと比べると200~300メートル程度、標高が高く、1~2週間ほど収穫が遅いため、低いpH値と高い酸を特徴とするエレガントで引き締まったストラクチャーをワインにもたらします。
そのため、ストゥルイは、バロッサ・ヴァレー特有の力強く濃厚な果実味と、イーデン・ヴァレーのエレガンスが見事に融合した味わいとなっています。
■醸造について
乾地農法で育った樹齢の高い古樹(平均50年)のブドウを丹念に手摘みで収穫し選定。収穫区画ごとにフレンチオーク樽(新樽20%)で18ヶ月間熟成を行った後、ブレンドしています。アルコール度15%。
■トルブレックについて
世界的に有名なワイン・メディア「ワイン・アドヴォケイト」での不動の高得点で、多方面から注目を集めるオーストラリア最高の造り手トルブレック。
創立者デイヴィッド・パウエルにより、1994年に設立されました。2008年より、トルブレックは、新オーナーのピート・ナイトの下、醸造所を最新設備に一新し、生産ラインを瓶詰まで一貫して管理することにより、トルブレックの新たなスタンダードを築いています。2013年に、創立者デイヴィッド・パウエルがワイナリーを去りましたが、それ以降も、高い評価を獲得し続けています。
- Torbreck The Struie[2021]
- オーストラリア/南オーストラリア/バロッサ
- スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口
- シラーズ100%
- 750ml