このヒルデガードは、ピノグリ、ピノブラン、アリゴテの3つの品種のユニークなブレンドが特徴的です。ブレンドすることで複雑味に飛んだワインに仕上がっています。
オーボンクリマで、1998年から造られる白ワイン。ブルゴーニュのコルトン・シャルルマーニュにも、その名を残すシャルルマーニュ大帝の妻の名ヒルデガードと白ワインの逸話にちなんで命名されました。シャルルマーニュ大帝の白い髭が赤ワインに染まっているのは見た目に悪く、妻・ヒルデガードが白ワインを飲むことを勧めたことに因んでいます。
かつて、コルトンの丘には、シャルドネだけではなく、このワインで使われる3つの品種(ピノ・グリ、ピノ・ブラン、アリゴテ)が植えられていたという話のヒントを得て造りはじめたワインです。
樽由来のバニリンやヘーゼルナッツの愛らしい香りと、口当たりの良いリッチな味わいは、まるで一級品のシャルドネのようなワインに仕上がっています。2019年のヒルデガードは、最上級の樽での発酵・熟成から、ミネラリーなラベンダーやバニラのニュアンスが感じられます。熟したストーン・フルーツのアロマは、新鮮なハーブの香りとうまく対比されています。美しいオーク樽由来の香りは明確で、リンゴや洋ナシの果実味を引き立てています。幅広い料理と相性の良い魅力的なワインです。
フランス/フランソワ・フレール社のフレンチオーク新樽100%で、品種ごとに発酵、熟成(24か月)を行った後に、ブレンドし、他の白ワインより長い瓶内熟成を経てリリースされています。アルコール度数13.5%。
- AU BON CLIMAT Hildegard White Wine[2019]
- アメリカ/カリフォルニア/サンタバーバラ/サンタマリアヴァレー
- スティル ワイン色: 白ワイン甘-辛: 辛口
- ピノグリ55%、ピノブラン45%、アリゴテ5%
- 750ml