オーベールがソノマ/ロシアン・リヴァー・ヴァレーの自社畑イーストサイド・ヴィンヤードから造る、希少なシャルドネ!!
■生産者のコメント
エキゾチックでありながら、しっかりとした味わいで、この岩の多い立地の特徴である複雑な砂利や火打石のようなミネラルのトーンが最初に現れます。
パッション・フルーツのジュレと、フェイジョアのニュアンスが、イーストサイドのクラシックなミネラル感と相まって、特徴的な甘酸っぱさを演出しています。ほのかなホワイトペッパーのスパイスとローストしたアーモンドの香ばしさが加わります。
■栽培について
オーベールが手掛けるシャルドネで、唯一ソノマ/ロシアン・リヴァー・ヴァレー地区のワインです。
畑は、ロシアン・リヴァー・ヴァレーを見下ろす広大な丘の上にあり、東向きの斜面の為、十分な日照を得て、完熟した葡萄となります。土壌は岩が多く、小石をたくさん含んでおり、痩せた土壌から樹に良いストレスを与え、房が小さく凝縮した果実を生み出します。小石は、他の畑に比べて丸みをおびており、古代の河が生み出し隆起したものと思われます。
希少なシャルドネのクローン・セレクション(主にモンラッシェ・クローン)は、樹勢の弱い、この土地にマッチしており、驚くほど力強く凝縮し、かつ繊細でエレガントなワインに仕上がります。
■醸造について
深夜まだ涼しいうちに収穫し、5-6時間以内に樽に入ることをターゲットしています。冷蔵車で直ちにワイナリーに持ち込み、選果・圧搾の後、フレンチオーク樽(新樽約80%、1年使いの樽20%)に入れ、ゆっくりと健全な発酵を進め、約10ケ月かけて、第一次と第二次発酵(自然酵母100%、マロラクティック100%)を行います。
澱が自然に沈殿することを待ってから、樽をセレクトしてステンレス・タンクに移し、4-5か月間、落ち着かせ、毎年12月に、人工的な清澄無し、フィルター無しでボトリングしています。発酵・熟成期間(樽とタンク)は約15か月となっています。
■オーベールについて
マーク・オーベール氏は25年以上にわたり、カルトワインのワインメーカーとして活躍し、ピーター・マイケル、スローン、コルギン、ブライアント・ファミリーなど名実ともに有名ブランドを手がけてきました。
オーベール・ワインズは1999年設立。2010年に自身の醸造設備を持ち、ナパ・ヴァレー、カーネロス、ソノマ・コーストの単一畑から、シャルドネとピノノワールを造っています。
マーク・オーベール氏が求めるシャルドネとは、100%フレンチオーク樽発酵・熟成(高い新樽率)、贅沢なフル・ボディながらバランスがとれ、フィネスとエレガンスを体現するワインです。マーカッシン、コングスガード、ピーター・マイケル、キスラーと並び、カリフォルニアのシャルドネの頂点に位置し、10年の熟成の可能性を持つワインとの評価を受けています。
- Aubert Chardonnay Eastside Russian River Valley[2022]
- アメリカ/カリフォルニア/ソノマ/ロシアンリヴァーヴァレー
- スティル ワイン色: 白ワイン甘-辛: 辛口
- シャルドネ
- 750ml