ベリーの風味の凝縮感、飲み飽きないスパイシーさと適度な酸味、完成されたカリフォルニア ピノの理想型。
最も重要な畑であるラ クルーズはポマールクローンを中心とした数種のクローンによって構成されている。赤や黒のベリーに加えオレンジの皮の香りが漂う。ジュニパーやタバコ、わずかなヴァニラ香など、じっくりと手をかけて造られたピノだけが持つ複雑な風味。自社畑/発酵:ステンレスタンク、熟成:フレンチオーク(25%新樽)にて
■ワイナリーについて
メキシコ人ファミリー、ケラーの畑はソノマコーストの南部、ペタルマギャップ(2017年サブAVAに認定)と呼ばれる独特の地形と強い海風が生みだす個性的な土地に位置する。北は太平洋から流れ込む冷たく強い海風が、南はサンパブロ湾から夜間から朝にかけて冷たい霧が入り込み、畑は過度な日照と高温を免れることで豊かな酸と骨格を持つブドウを生み出す。1980年代この地に畑を拓いて以降力強さと複雑さを併せ持つ素晴らしいバランスのワインを造り続けてきた。カリフォルニアにおいてメキシコ人がワイナリーのオーナーとなることは非常に稀で、ケラーの存在はカリフォルニアで暮らすメキシコ人移民たちにも夢を与えている。
- KELLER Pinot Noir LaCruz Vineyard Petaluma Gap[2019]
- アメリカ/カリフォルニア/ソノマ/ぺテルマギャップ
- スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口
- ピノノワール
- 750ml