マオリ語で「その場所」を意味するテ・ワヒ。このピノノワール テ・ワヒが生まれたニュージーランド/セントラル・オタゴの、まさに「その場所」の風土を表現豊かに体現しています。
2017年 テ・ワヒは、セントラル・オタゴのふたつの特別な自社畑(カルヴァート・ヴィンヤード、ノースバーン・ヴィンヤー)で収穫されたブドウのブレンドです。ノースバーンは、ワインに骨格と緊張感をもたらし、一方で、カルヴァートはスミレのような芳香と焦点のあった親しみやすさをもたらします。ふたつの要素が互いに高め合い調和することで素晴らしいバランスのワインとなります。
深みと強さのある野ばらのような色調、ワイルドストロベリーやほんのりとスミレの香り。口に含むと凝縮したスモモや庭の生垣の果実のようなエレガントな芯があり、緻密なタンニンと鮮やかな酸味に支えれられています。バランス良い洗練されたピノ・ノワールで、クリーンで長く焦点のあった余韻が楽しめます。野生の狩猟肉や鴨、鹿、和牛などとの相性が特に優れています。
■畑について
バンノックバーン地区のフェルトン・ロードにあるカルヴァート・ヴィンヤードは、標高230mに位置し、古代の湖底として形成されたシルトローム質土壌。エレガントで甘い香りを伴うシルキーなワインが生まれます。また、ノースバーン・ヴィンヤードは標高220mから275mに位置するダンスタン湖の東岸の傾斜地で、全て氷河由来の3つの土壌タイプの混合。この場所はブドウの生育期間は暖かく乾燥していて、夜間は気温が下がり、大きな日較差があります。ノースバーンは構造的で寛大なワインを生みます。
■醸造について
収穫は手摘みで行い、ブドウは主に除梗しますが、15%は全房のまま開放式発酵槽に入れます。ここで、ブドウは5日間低温浸漬を経てから、野生酵母によって発酵が始まります。果帽管理は一日1~4回の櫂入れを行い、発酵温度は最高で30℃。トータルの果皮浸漬期間は17~25日間と幅がありますが、プレスのタイミングはテイスティングによって決定します。
フレンチオーク樽(新樽30%)で12か月間熟成し、ワインは2018年7月3日に瓶詰めしました。さらに12カ月間セラーでの瓶熟成を経て、2019年7月1日にリリースされています。アルコール度数13.5%。
■クラウディー・ベイについて
クラウディー・ベイはニュージーランドのワイン産地マールボロに最も早く根付いたワイナリーの1つ。素晴らしい凝縮感とピュアな果実味を持つソーヴィニヨン ブランで高い認知度を誇るクラウディ・ベイは、1985年にデーヴィッド・ホーネンによって設立されました。
「クラウディベイを知らずしてニュージーランドワインは語れない」なんて言葉を、大げさだなんて言わせません!なぜならニュージーランドワインの良さ、「フレッシュでピュアな味わい」を最初に世界に広めたのはクラウディベイだから。
今では、ニュージーランドワインのアイコンブランドとして皆から尊敬を集める存在のクラウディベイを、まずは知ってください、そして飲んでみてください!
- Cloudy Bay TE WAHI Pinot Noir Central Otago[2017]
- ニュージーランド/セントラルオタゴ
- スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口
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- 750ml