コスパ抜群!3000円前後のおすすめオーストラリアのカベルネ!!
■生産者のコメント
深い紅紫色の色調で、カシスや黒スグリの果実がもたらすボリュームが非常に印象的です。力強い味わいですが、エッジは巧みに研ぎ澄まされ、滑らかになっています。
ブレンドの40%は、南オーストラリア州イーデン・ヴァレーにある標高400mの畑のブドウで、エレガントなカシス風味をもたらし、60%は南オーストラリア州バロッサ・ヴァレーにある3つの畑のブドウで、黒味を帯びた小粒の凝縮果実がストラクチャーとパワーあるリッチなテイストを添えてくれます。
■栽培について
トイスナー・ジェントルマンに使用されるブドウの60%は、南オーストラリア州のバロッサ ヴァレー/エベネザーのリブキー・ヴィンヤードを含む3つの畑のものを使用。40%はイーデン・ヴァレーのディヴィッド・フォレスト・ヴィンヤード(標高400m)のブドウをブレンドしています。ブドウ樹の平均樹齢は20~25年。
■醸造について
涼しい時間に収穫したブドウを、丁寧に選果・処理の後、バッチ毎に開放式発酵タンクで、1日2回ポンプオーバーしながら発酵を行います。その後、緩やかにプレスしてフレンチオークのホグスヘッド樽へ移し、フレンチオーク樽で12ヶ月間熟成を行います。アルコール度14.8%。
■トイスナー・ワインズについて
2001年に、醸造家キム・トイスナーと栽培家マイケル・ペイジが興したワイナリーです。トイスナー・ワインズの設立は、この2人がバロッサで6代続くブドウ栽培農家「リプキー兄弟の話」をパブで聞いたことをきっかけとします。
リプキー兄弟は、祖父が植えた古いグルナッシュ畑の伐採を相談していました。その畑のブドウは古木で低収量であることに加え、大手ワインメーカーの一つに破格値で買い叩かれて、売れば売るほど赤字になるため、植え替えることを考えていました。
この話を聞いたトイスナーの二人は「古木の畑をなんとか救いたい。」と、ブドウを買い取り、自分たちでワインにするための資金集めに奔走します。そして、ようやく畑のブドウの4分の1を買い取ることのできる資金を集めて、リプキー兄弟を説得、古木グルナッシュの畑を存続させることに成功しました。2001年、醸造家キム・トイスナーが27歳の時のことだったそうです。
このことから、オーストラリアのワイン評論家ジェームス・ハリデーも、トイスナー・ワインズを「バロッサに古くから存続する低収量・無灌漑の古樹の畑を守ろうとする若い醸造家たちのニュー・ウェーブ」と評しています。
- Teusner Gentleman Cabernet Sauvignon[2022]
- オーストラリア/南オーストラリア/バロッサ
- スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: やや重口甘-辛: 辛口
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- 750ml