畑:ワーツ・ヴィンヤードは、モントレーから少し内陸部に入ったガビラン丘陵にあるAVAです。 有名なカレラのマウント・ハーランAVAが西側に隣接します。石灰質と花崗岩の風化堆積した土壌で多くの土壌由来のミネラル満載、古い樹(1963年植樹)、低収量、自根、オーガニック栽培、ドライ・ファーミングが特徴です。
大手に吸収されることなくオーナーのパット・ワーツ氏がこだわりぬいて育てる畑。近年若手の醸造家がこの畑から希少なワインをリリースしている。(Ser、 StiRM、 Big Basin、 Precedent、 River Runなど)
醸造:梗を付けたまま優しくプレス、天然酵母、数年使いの樽で醗酵・熟成。(完全にアルコール発酵を終わらせドライに仕上げる)
味わい:シエネガ・ヴァレーの特徴である、ガリクー(多種のハーブに囲まれた庭)、様々な花のアロマ、土壌の石灰質・花崗岩から石を思わせる硬いミネラル感。旨味がじわじわと染み出すようにわいてきます。
2014年のリリースの時から、更に進化したこのワインは、今飲んでもフレッシュさを楽しめ、また熟成と共にリースリングらしいペトロール香も感じられるようになるクラッシックさも兼ね備えています。2018年はフレッシュで秀逸な酸と、このワインの特徴である硬く感じる石のようなミネラル感と塩っぽい旨味が、華やかに競いあっています。
- Bedrock Riesling Wirz VineYard Cienega Valley[2018]
- アメリカ/カリフォルニア/サンベニト/シエネガヴァレー
- スティル ワイン色: 白ワイン
- リースリング(混植されているフランケンリースリング=シルヴァネールが少量混じっています)
- 750ml