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強い濃縮感ながら、若干閉じ気味。硬さがこなれてくれば、この濃縮感の味わいが広がるだろう予感が持てる。

レ・コエール "は、アペラシオンで最も面積の広い区画のひとつ。メゾン・ド・モンティーユが醸造する区画は、区画の最上部に位置しており、平均樹齢25年のブドウ樹はビオロジック農法で栽培されている。このモンタニー・プルミエ・クリュは、そのポテンシャルをフルに発揮するには時間が必要。発酵にも時間がかかり、結果としてワインの熟成期間も平均15か月と長くなる。

美しく突出したミネラル感。口に含むとリッチな味わいが広がる。土壌は少し石灰を含む泥灰土で表面は土砂で覆われている。

平均樹齢30年。丘の中腹に位置する、粘土質石灰岩の土壌。ワインは2～3年樽を使用し、14ヶ月熟成します。

輝くような色、ミネラル感。ペアリング：グリーンと黒のタプナード

輝くような色、ミネラル感。ペアリング：グリーンと黒のタプナード

ムルソー村の中にある、エルヴー、ヴォーと名のつくヴォルネイ寄りの区画。しっかりした果実味ときれいな酸。一部新樽を用いながら樽香は控えめ。アカシアの蜂蜜の香りが芳しい。ムルソー・タイプのブルゴーニュ・ブラン。

ムルソー1級シャルムの下にあるペランという区画は、半分が村名、半分がブルゴーニュ。ジャヴィリエの所有畑はブルゴーニュだが、村名区画とテロワールの差はないという。たっぷりとしたボリュームもあり、素晴らしいフィネスを感じさせるブルゴーニュ・ブラン。

オート・コートのナントゥーという村に所有するこの畑は小石の多い土壌。標高の高さもあいまり、ミネラル感をもち、緊張感のある白ワインを生み出す。12ヶ月の樽熟成により柔らかみも加えられ、若いうちから楽しめるうえ、長期の熟成にも耐える。

赤と同じくムイィ村で栽培されるオート・コート・ド・ニュイだが、土壌は赤が粘土石灰質であるのに対し、こちらは泥灰土である。そのためよりミネラルに富み、引き締まったシャルドネを生み出す。若いうちから楽しめるフレッシュさがあり、あらゆるシーフードによい。

類まれな複雑味。ペアリング：セビチェ（魚介類のマリネ）。飲み頃：3年～10年。

ペアリング:鶏肉のキノコのクリーム煮、パイナップルのカルパッチョ。飲み頃：3年～10年

村の入り口に位置する畑で粘土石灰岩の土壌。2～3年樽で14ヶ月熟成。黄金色で柑橘系の香りのフルーティーなワイン。アタックに酸を感じ、ストレートでメリハリのある味わい。

真南向き斜面の区画、プージェに植えられたシャルドネから。コルトン・シャルルマーニュの中でも最も日当たりのよい斜面なだけに、非常にリッチなスタイル。その一方、泥灰土混じりの土壌がもたらすミネラルがバックボーンを形成し、シャキッとしたアフターをもつ。

開けた瞬間から華やかなアロマ。蜂蜜、黄桃、ほんの少しアプリコットにバター。口に含むとじつにリッチで果実味たっぷりな一方、まろやかな酸味によりバランスがとられている。チキンや白身魚のクリームソース煮には、ぴったりのワインだ。