このワインは、ワシントン州を代表するプレミアム・メルローの生産者として高く評価されるレコール No.41が、銘醸地コロンビア・ヴァレー内の複数の畑で育ったブドウをブレンドして造る一本。しっかりとしたワインの骨格、美しい色合い、そしてバランスの取れた酸味が特徴のメルローです!
■生産者のコメント
このメルローは、プラム、チェリー、漬け込んだベリーの生き生きとした香りに、セージの葉、フレッシュなタバコ、コーラ、そしてシダーの香ばしいニュアンスがアクセントを添えます。
フルボディで力強く、キルシュやココアパウダーの風味がはじけ、魅惑的な旧世界のワイン的な特徴とコントラストをなしています。チャーミングで親しみやすく、バランスの取れたフィニッシュが心地よく長く続きます。
■畑について
畑は、2つのエステート(自社畑)を含む、ワシントン/コロンビアヴァレーにある、次の畑のブドウが使われています。
エステート・セブン・ヒルズ(自社畑)、エステート・ファーガソン(自社畑)、ペッパー・ブリッジ、エリテージ、シュミット・ヴュー、ワインバウ、ダイオナイシス、マッキンリー・スプリングス、キャンディ・マウンテン。
アメリカ/ワシントン州東部で最大の栽培地域が、コロンビア・ヴァレーです。この地域は、コロンビア川の流域に広がり、ヤキマ川、スネーク川、ワラワラ川を含むエリアで構成されています。カスケード山脈の雨陰地帯に位置するため、乾燥した気候で、日照に恵まれ、温暖なことが特徴です。
■醸造について
ロットごとに完熟したブドウを、手摘みで収穫し、優しく圧搾し、1.5トンと5トンのステンレスの発酵槽にて発酵します。ワイン造りの全工程において、手作業でのパンチ・ダウンや、機械を使わず重力を用いて果実を優しく扱います。
ワインは澱引き後、フランスオーク小樽(新樽20%)に移し、18か月以上熟成させています。アルコール度14.5%。
■レコールNo.41について
レコールNo41とはフランス語で41番地の学校という意味を持ちます。ラベルに描かれているのは歴史的価値の高い当時の学校で、この地がフランス系カナダ人が多く住むフレンチ・タウンだった事からその名を付けました。
創業当時から、この学校がそのままワイナリーになっています。レコールNo41は、ワラワラ地区で3代続く3番目に古いワイナリーで、ワシントン州で最も評価が高く有名な手造りワイナリーの一つです。
世界でも非常に多くの受賞をしており、ワイン・エンスージアスト誌で世界のTOPワイナリー100に15回選出、また2014年にはエステート・ファーガソンが世界のボルドー・ブレンドとして優勝しました。
最近では2021と22年度のワイン業界で最も影響を与える人々のひとりにオーナーのマーティ・クラブが選出されました。この賞は、マーティのリーダーシップ、革新性、着想力、そして、アメリカのワイン文化に与えたポジティブな影響力を評価したものです。
レコールNo.41は、ワシントン州の歴史の深い偉大なブドウ畑と長期にわたり良好な関係を築く一方で、ワラワラヴァレーで最も古いセブンヒルズ・ヴィンヤードへ継続的に投資しその質を国際的なものに向上し続けるワイナリーとしても名声を得ています。
- L'Ecole No. 41 Merlot Columbia Valley[2021]
- アメリカ/ワシントン/コロンビアヴァレー
- スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口
- メルロー84%、カベルネフラン12%、マルベック2%、プティヴェルド2%
- 750ml