このモンキー・ジャケットは、ヴァルディギエ主体のカジュアルに飲めるブレンド・ワインを造ろうという生産者の思いから始まりました。
2020年は、全体の65%がヴァルディギエという品種、フルーティーなアロマと、しっかりとした酸を持つブドウです。ここに、プティ・シラーの重厚感と、 カリニャンやその他の黒ブドウのブレンド(いずれも樹齢50年以上)が加わることで完成します。
北カリフォルニアのテロワールの多様性をフィーチャーした、クルーズ・ワイン・カンパニーの主力となるワインです。
■生産者のコメント
この2020年は、モンキー・ジャケット史上、最もフレッシュで若々しい仕上がりです。
みずみずしいラズベリー、グラファイト、西洋杉、心地よい青っぽさもほのかに感じます。生き生きとした口当たりで、ジューシーさもあり、パキパキ感を思わせるようなタンニンがあります。余韻には白いラズベリーやルバーブが香ります。
アウトドアやバーベキューにピッタリで、友人との会話が弾むワインです。
■栽培について
ブドウは、カリフォルニア/ノースコースト・エリアにあるソラノ郡45%、メンドシーノ郡39%、ナパ郡14%、コントラ・コスタ郡2%の割合でブドウは使われています。
■醸造について
全体のおよそ35%を全房のまま発酵します。全てのブドウはコンクリート・タンクで発酵し、プレス後は、フレンチオーク古樽とコンクリート・タンクで熟成を行い、果実の透明感を損なわないように意識しています。マロラクティック発酵は自然に発生し、 瓶詰め直前に、ごく僅かの亜硫酸塩(SO2)を加えています。アルコ―ル度12.5%。
■クルーズ・ワイン・カンパニーについて
「クルーズ・ワイン・カンパニー」と「ウルトラマリン」は今、世界中から最も注目を浴びているカリフォルニア・ブランドです。この2つのブランドのオーナー兼醸造家であるマイケル・クルーズ氏は、2013年にクルーズ・ワイン・カンパニーとウルトラマリンを設立しました。
そして、そのわずか3年後に、サンフランシスコ・クロニクル紙でワインメーカー・オブ・ザ・イヤーに選ばれ、カリフォルニア・ワイン業界における異端児として脚光を浴びます。
クルーズ・ワイン・カンパニーでは、カリフォルニア特有のピュアな果実味と透明感、そしてしっかりとした骨格を持つ感受性の高いワインを、ウルトラマリンではシャンパーニュのレコルタン・マニュピュランをインスピレーションに、単一畑、単一ヴィンテージの香り高い手造りスパークリング・ワインを生産しています。
アメリカ現地の星付きレストランでさえも年間の割当が数本のみで、数多くのソムリエやワインバイヤーが、喉から手が出るほど欲しがる人気ワインです。
従来のスタイルやブドウ品種に囚われずに、複雑で個性あるフレッシュなワインを造ります。クチコミやSNS 等を積極的にマーケティング・ツールとして活用し、まさに次世代を担う新進気鋭のワインメーカーとして世界に飛躍しています。
- Cruse Wine Co. Monkey Jacket Red Blend North Coast[2020]
- アメリカ/カリフォルニア/ノースコースト
- スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: やや重口
- ヴァルディギエ65%、プティシラー14%、カリニャン12%、その他の品種9%
- 750ml