モリードゥーカーMollyDooker
世界中が求める極上シラーズ
まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのワイナリー、マクラーレン・ヴェールの「モリードゥーカー」。オーストラリアでカルトワインの域にありながら、求めやすい価格!そして価格を大きく上回る価値を提供するワイナリーとして、右に出るものはいないでしょう。
ワインスペクテイターでは設立以来すでに2度もTOP10入りし、平均94点の高得点を打ち出しています。2014年、「カーニバル・オブ・ラブ2012」は第2位に輝きました。
高評価を支える徹底したこだわり
これらの輝かしい高評価を裏打ちするのは、彼らのワイン造りに対する徹底した手法です。モリードゥーカーのブドウは、スパーキー・マーキスが長年研究を重ね開発したマーキス・ウォーター・プログラムの下に栽培されています。ここでは、使用するブドウは自社畑以外の契約農家でもこの方法を採用しています。
周囲の畑より遅い収穫を迎える彼らのブドウは、成長段階から何度もマーキス・フルーツ・ウェイトの検査を受け、その基準を満たしたものだけが使われます。マーキス・フルーツ・ウェイトとは独自の指標で、ワインの味わいを構成するコンポーネントを感じる以前に、舌の先から喉の奥まで滑らかな感覚が果実味で覆われる割合を表しています。
品質に対する妥協を許さない彼らは、それぞれ設定した標準値を超えたものだけを出荷するため、常に安定した品質で、その結果が多くの高評価を得ることにつながっています。
モリードゥーカーの歴史
写真家としてキャリアを築いていたスパーキーと、両親がワイナリーを経営するサラが大学で出会い、二人合わせて1000ドルと大きな夢をもってワインビジネスを立ち上げたのが1991年。バルクワインの生産者として成功しますが、ブドウの価格の暴落などでその成功は長く続きませんでした。
その後新しいビジネスパートナーと「Marquis Philips」のブランドを立ち上げ、再度大成功を遂げます。ロバート・パーカーJrは「存在する赤ワインの中で最も価値のあるワイン。のんびり歩いてちゃだめだ、走ってでも集められる限りのボトルを確保しなくては!」と絶賛しました。
しかしビジネスは彼らが思い描いていた以上に大きくなり、サラとスパーキーはワイン造りを始めた当初の基本に立ち返り、自分たちで管理できる範囲の生産量に絞っていこうと決めました。
2005年に立ち上げたモリードゥーカーは、オーストラリアのスラングで“左利き”を意味します。自分たちのビジネスのすべてを家族みんなで楽しむため、ラベルの絵からネーミングまで細部にこだわり、その一つ一つに大切な思い出が込められています。