マックスウェルMaxwell
マックスウェル早わかりポイント
- 古代から愛される神々の飲み物“ミード”
- マックスウェルはオーストラリアで初めて商業用のミードを生産
- 国際ミードフェスティバル・コンペティションで「ベスト・ピュア・ヴァラエタル・ミード」金賞受賞
- ロマンチックな歴史感じるミードは贈り物にぴったり
ミードってどんなお酒?
ミード(Mead)は、蜂蜜を主原料とした発酵酒で、人類最古のアルコール飲料の一つと言われています。その歴史は非常に古く、紀元前7000年頃には中国北部で蜂蜜を使った発酵飲料が楽しまれていたんだそう。
古代ギリシャでは、ミードは「アンブロシア(神々の飲み物)」と称されていました。ギリシャ神話に登場するこの飲み物は、神々に永遠の若さと力を与えるものとされ、その神秘性から特別な存在として尊ばれてきました。
また、古代北欧では、新婚夫婦が結婚後の1か月間(「蜜月=ハネムーン」)ミードを飲み続けることで、子宝や夫婦の幸せを祈る風習がありました。これが「ハネムーン」の語源の一つとされています。
古代から続くロマンチックな歴史と芳醇な味わいを併せ持つミードは、特別な日の乾杯や贈り物として最適です。ぜひ、この伝統的でユニークなお酒、ミードの魅力を味わってください。
オーストラリア初の商業用ミード生産者“マックスウェル”
マックスウェル・ワインズは、オーストラリア南部のマクラーレン・ヴェイルに位置する家族経営のワイナリー。素晴らしいワインも手がけていますが、ミード(蜂蜜酒)の生産において高い評価を得ています。
現オーナー兼ワインメーカーであるマーク・マックスウェルの父、ケン・マックスウェルは1966年にオーストラリアで初めて商業用のミードを製造し、同国のミード産業の礎を築いた人物です。
ケンは当時、歴史の研究者でしたが、彼の興味は古代の王や女王ではなく、彼らが好んで飲んでいた未知の飲み物にありました。10年以上にわたる研究の結果、オーストラリアで初めてのミードが誕生したのです。
現在、マーク・マックスウェルは父のレシピを忠実に継承。アメリカで開催された国際ミードフェスティバル・コンペティションで“ベスト・ピュア・ヴァラエタル・ミード”部門の金メダルを受賞するなど、多くの受賞歴を誇っています。
ミードは楽しみ方いろいろ
ミード(蜂蜜酒)は、そのままでも美味しくいただけますが、アレンジ次第でさらに多彩な楽しみ方も!
- ミードのソーダ割り炭酸水で割ることで、爽やかな口当たりに。レモンやライムのスライスを加えても◎
- ホットミード寒い季節には、ホットワインのように温めて楽しむのもおすすめ。シナモンやクローブなどのスパイスを加えると一層香り豊かに。
- バニラアイスのミードがけ市販のバニラアイスにかけるだけ。風味豊かな贅沢デザートに!