ベーレンス ファミリー ワイナリーBehrens Family Winery
ベーレンス ファミリーの早わかりポイント
- 遂に日本上陸!伝説のナパ・ガレージワイン
- 少量生産ゆえにアメリカ国内、メーリング・リストとレストラン、ワインショップでほぼ完売
- 初リリースからわずか4年でロバート・パーカーJr.の目に留まり瞬く間に脚光を浴びた実力派
- オーナー夫妻はかつてワインスペクテイターで優秀賞を誇るワインリストを創作した元シェフ&ソムリエ
- インパクト絶大なラベルは数々の有名紙紙面を飾り、グラミー賞を受賞したアーティスト“オーウェン・スミス氏”
伝説のナパ・ガレージワインが遂に日本にやって来た!
ベーレンス ファミリー ワイナリーは高品質なワインを生み出す家族経営のブティックワイナリーです。少量生産という希少性も相まって、米国内でのメーリング・リストとレストラン、ワインショップでワインは全て完売!正規蔵出しでは日本初輸入です。
北カリフォルニア・フンボルト郡アルカタの人気レストラン「フォリー・ドゥース」を経営していたレス・ベーレンスとリサ・ドリンクワードが、常連客の会計士ジョー・ボブ・ヒッチコックとその妻リリーと共に始めたジョイント・ベンチャー、ベーレンス&ヒッチコックという伝説のガレージ・ワイナリーがルーツです。
1993年、ベーレンス&ヒッチコックのラベルで175ケースのワインを初リリース。この彗星の如く突然現れたワイナリーをロバート・パーカーJr.が1997年にワイン・アドヴォケイト誌で紹介しました。またその後もベーレンス&ヒッチコックのワインは数々の賞賛を浴びたことでコレクターに知れ渡り、あっという間に入手困難となったのです。
2005年、ボブ&リリー夫妻が引退の意向を示した為、リサとレスはスプリングマウンテンにあるワイナリーのヒッチコック夫妻の株を購入。現在のベーレンス ファミリー ワイナリーの設立に至りました。
ベーレンス ファミリー ワイナリーは純粋な家族経営のワイナリーです。2011年には長男のショーンが、ベーレンス ファミリー ワイナリーのアシスタントワインメーカーとして加わり、醸造の技術を一から学んでいます。また孫のイーサンも現在セラーで醸造に携わっています。
ベーレンス ファミリー ワイナリーの歴史
レス・ベーレンスは生粋のジャージーっ子(通称:ジャージーボーイ)。少年時代に家族と共にカリフォルニアに移住しました。一方、妻のリサ・ドリンクワードは南カリフォルニア出身。二人はカリフォルニア州アルカタで出会い1987年に結婚します。
食とワインへの情熱という共通点を持った二人は1991年、レストラン「フォリー・ドゥース」を開店しました。リサはシェフとしてクリエイティブな才能を発揮する一方、レスはソムリエ兼ワインバイヤーとして、舌を研ぎ澄ませていきました。互いのワインへの情熱は留まることを知らず、レストランの多彩なワインリストは、ワインスペクテイターの優秀賞を受賞したほどです。
そして1993年、揺るがないワインへの情熱を持ったリサとレスは3.5トンのブドウを購入しワイン造りをスタートさせました。
その後、レストランの常連客であったボブ&リリー・ヒッチコック夫妻がビジネスコンサルタントや税務申告書作成者としての自身の経歴からレスのワイン造りのサポートをすべくワイナリーの経営と財務管理を請け負うようになりました。これがベーレンス&ヒッチコック・ワイナリーの始まりです。
レストランとワイナリー経営を4年間両立させた後、レスとリサは1997年に「フォリー・ドゥース」を売却し、ワイン造りに専念するためナパヴァレーに移住しました。
1993年、175ケースの生産からスタートし、徐々に生産量を増やしていく中でリサとレスは自分達のワイナリーを持ちたいと思うようになります。そしてナパヴァレーにある全てのワイナリーや小屋、空き地を見て回り、遂にスプリング・マウンテンの頂上に理想とする土地を見つけました。
ワイナリー設計はレスが行い、1999年の収穫を数か月後に控えていたこともあり、息子のショーンや多くの人の協力を得て記録的な速さでワイナリーを建設しました。その後2005年、ボブ&リリー夫妻の引退により、新たに現在のベーレンス ファミリー ワイナリーがスタートします。
こだわりのワイン造り
ベーレンス ファミリー ワイナリーはナパヴァレーのスプリング・マウンテンの頂上に位置し、年に6〜7種類のワインを小ロットで生産しています。造られるワインの1本1本は、丹精込めた手作り感溢れるものばかり。
実は、ワイナリーの前身「ベーレンス&ヒッチコック」時代から唯一醸造を手掛けるレスは、ワイン造りの正式な訓練を受けていません。しかしながら、レスのすばらしい勘と、長いソムリエ経験から成る確かな味覚を武器に独自のワインスタイルを築き上げてきました。
一方リサはナパヴァレーに移ったのちに、ナパヴァレー・カレッジでブドウ栽培コースを受講。現在ではブドウ畑の責任者としてブドウの栽培や収穫の管理を担当しています。毎日のように畑を歩きまわり、特に収穫期にはブドウの試食に余念がありません。
ベーレンス ファミリー ワイナリーではブドウは容量1トンの圧搾機でプレス、手作業でパンチングされ、優しく丁寧に樽に移され、無清澄・無濾過で瓶詰めされます。シンプルにローテクを駆使した愛の結晶の賜物です。収穫時のレスとリサの手を見れば、彼らのワインが本当に 「手造り」されていることが実感できるはずです。
夫妻は、小規模で個性が光る収穫量の少ないブドウ畑に惹かれ、自分たちと同じように品質にこだわる信頼できる仲間と共に働いています。レスとリサにとっては、ブドウ畑が主役であり、ワイン自らに語らせることが重要なのです。
著名アーティストが描く一度見たら忘れられないラベル
ベーレンス ファミリー ワイナリーがプロデュースするユニークな名前のワインに合わせて夫妻が採用したのは、一目見たら忘れられない「スペシャリティ・ワインズ」と呼ばれるインパクト絶大なラベルです。
このラベルを描くのは、サンフランシスコ在住のアーティスト&イラストレーターであるオーウェン・スミス氏。彼のイラストはローリング・ストーンやスポーツ・イラストレイテッド、ニューヨーク・タイムズなど数々の有名紙に頻繁に掲載されており、また彼が手掛けるニューヨーク市地下鉄駅のモザイク壁画も大変有名です。2005年には歌手エイミー・マンのアルバムデザインでグラミー賞・最優秀レコーディング・パッケージ賞を受賞しています。
ベーレンス夫妻はオーウェン・スミス氏のインスピレーション溢れるイラストは「小さなラベルに縮小されていてもその高い芸術性はいささかもその魅力を損なわない」と確信し自身のワイナリーのラベルに起用。芸術を愛するベーレンス夫妻ゆえに、強烈なインパクトのワインラベルにもその愛が反映されています。