ほのかな花の香りと穏やかな酸が魅力の、爽やかな白ワイン!!
■テイスティング・コメント
透明感のある輝く見た目。ミネラル感のある骨格がクラシックなソーヴィニヨン・ブランの特徴を引き立たせています。ほのかな花の香りに、口に含むとレモンバームやライムのシャーベットを連想させる穏やかな酸味を感じます。すぐに飲んでも美味しいですが、1~2年熟成するとより目を見張るワインとなります。
■畑について
自社畑ブルー・ロック・ヴィンヤードにおける特徴の異なる2つの区画で栽培しています。
1つは岩石の混じった土壌。ここで栽培されるブドウは比較的早熟で、熟した果実やトロピカルフルーツのニュアンスを有します。もう1つは、シルト質と粘土質のローム土壌。熟すのに時間を要し、緑がかったシトラスのようなニュアンスのブドウとなります。
より良い栽培環境を維持するためサステナブルな取り組みを行っています。有機農業、環境再生型農業を実践し、生態系に有害な除草剤、殺虫剤の必要性を排除しながら、土地そのもののポテンシャルを引き出す栽培をしています。
サステナブル・ワイングローイング・ニュージーランドのサステナブル認証(SWNZ)をワイナリーとして取得しています。
■醸造について
収穫後、除梗、破砕を経て、果皮とともに浸漬。フリーランジュースはオーク樽で発酵、残りは圧搾され温度管理されたステンレスタンクで低温発酵しています。6カ月間澱とともに熟成した後にブレンドされ、丁寧にろ過し、2022年9月に瓶詰めしています。アルコール度12.5%。
■ルナ・エステイトについて
ルナ・エステートは、実業家チャーリー・ジュン氏が2010年代に、ニュージーランドの銘醸地として名高いマーティンボローの、1986年と1992年から植樹が開始された2つの畑(ブルー・ロック・ヴィンヤード、エクリプス・ヴィンヤード)を購入し、2015年にルナ・エステートとしてワインの生産を開始しました。
ブドウ栽培農家としてのアイデンティティーを強く持ち、「グレープ・ファースト」の精神で有機農業や環境再生型農業に取り組みながら、ブドウが語るマーティンボローのストーリーをワインという形で紡ぎ出しています。
ブドウ本来のポテンシャルを活かして造られるワインは、ニュージーランドのマスター・ソムリエやマスター・オブ・ワインをはじめとしたワイン界の重鎮を中心に、高評価を獲得しています。
創業して、まだ歴史が浅いなか、注目を集める新生ワイナリーです。
- Luna Estate Sauvignon Blanc[2022]
- ニュージーランド/ワイララパ/マーティンボロー
- スティル ワイン色: 白ワイン甘-辛: やや辛口
- ソーヴィニヨンブラン おすすめソーヴィニヨンブランを見る
- 750ml