ゴードン エステートGordon Estate
ワシントン州で最も古いエステートワイナリー
ゴードンエステート(旧名:ゴードンブラザーズファミリーヴィンヤード)は、現オーナーのジェフ・ゴードンさんとお兄さんのビルさん兄弟が、この地で仲良く野菜や果物を育てていた事にはじまります。1980年2人は、野菜だけではなく、大好きなワインを自分達で自分達の育てたブドウから作ることを始めました。
今やカリフォルニアに次ぐ、アメリカのワイン産地、ワイナリー数は1000を超えるまでになったワシントン州ですが、その頃はたった19のワイナリーしかありませんでした。そしてもちろん、ゴードンエステートはワシントン最古のエステートワイナリーです。
ゴードンエステートの自社畑はワシントン州コロンビア・ヴァレー南東部にあるスネーク・リヴァーを見下ろす、ヤマヨモギに覆われたなだらかなスロープにあります。ブドウ畑は標高190mの高さにあり、南に面しています。肥料を使わず、周囲を有機認定されたリンゴとサクランボの果樹園に囲まれています。
創業1980年。初ヴィンテージは1985年に138ケースのシャルドネをリリースしました。
これが、ワシントン州初のエステートワイナリー(自社畑自社醸造)ゴードンブラザーズファミリーヴィンヤードの誕生です。ワシントンに1000もあるワイナリーのなかで、100%エステートグロウンを名乗れるワイナリーはほんの一握りほどしか存在しません。
お兄さんのビルさんが1998年に引退してからは、ジェフ夫婦と娘さん夫婦が中心に畑とワイナリーを運営。2012年2月に社名をゴードンエステートに変更しました。
ちなみに、ジェフはワシントン・ワイン業界で五指にはいるパイオニアの一人。ワシントンワインブドウ生産者協会の創始者でもあります。