ボルドー　赤ワインBordeaux / Red

濃厚な黒果実の風味に加え、バニラ、コーヒーなど魅力的なアロマが広がります。アフターにはオークの風味と滑らかなタンニンが広がります。複雑かつ優雅な余韻が楽しめる重厚な１本。

土壌：南向きの粘土石灰質

ステンレスタンク オーク樽熟成12カ月（新樽比率30％、仏産、225Ｌ）、ステンレスタンク熟成6カ月

シャトー ド パランシェールが手掛ける最上級キュヴェ。お手頃価格ながら新樽を３割程使用しています。香りに深みがあり、豊かな果実味と樽のニュアンスがうまく調和した味わいです。

土壌：石灰質粘土

10度以下で低温浸漬、コンクリートタンク（28度以下） オーク樽にて14カ月（仏産、225Ｌ、新樽比率30％）

名前の由来は１７６３年にシャトーを購入したレイモンド ラフィット氏にちなむ、歴史の長いシャトーです。黒果実やスパイスのアロマ。力強く、リッチな味わいです。

土壌：砂利、粘土石灰、小石

ステンレスタンク（ＭＬＦ有） オーク樽熟成

マルゴーの中で最も古い歴史のあるシャトーのひとつ。その香り高く柔和な味わいは、「優美で繊細」という言葉がピッタリの上質のマルゴーワインです。

１７６１年の設立以来、家族経営で９世代以上に亘り引き継がれるワイナリー。ブラックベリーのような凝縮した果実の風味とオーク樽熟成に由来するバニラ香のバランスが心地よいワイン。

土壌：粘土石灰質

オーク樽 オーク樽熟成 8カ月（225Ｌ、新樽比率 25％）/ステンレス＆コンクリートタンク熟成 4カ月

プルーンなどの完熟ベリーのアロマやスミレの香り。口当たりでは果実の甘味を感じ、余韻まで続く伸びやかな酸が心地よいワイン。

土壌：年度石灰

ステンレスタンク ステンレスタンク

シャトー シトランのセカンド ワイン。シャトー シトランよりは幾分ライトな味わいですが、十分複雑なコクと豊かな果実味を持つ芳醇な赤ワインに仕上げられています。

シャトー パヴェイユ ド リューズが2006年より造り始めたスタンダード ボルドー。シャトーに程近いスーサン村に広がる10haの自社畑のブドウを使用し、50％新樽、50％は1年樽で熟成。逞しさがありながら貴族の気品漂うリーズナブルボルドー。
アルコール度数：13.0％

シャトー オーゾンヌを有するヴォーティエ家が造るワイン。飲み頃になってからシャトーから出荷されます。41haの粘土石灰質の畑、平均樹齢は31年。ヴォーティエ家の新しいプロジェクトで、サンテミリオンに所有する特定の区画から造られ、オーゾンヌの樽を使用して12か月熟成させました。黒系果実にスパイス、熟成のニュアンスも感じられ、力強く骨格のしっかりとした味わいです。
アルコール度数：14.0％

サン・テミリオンの格付けが制定されて以来、プルミエ グランクリュ クラッセの座にあり続ける、地域を代表するシャトーの一つ。チェリーや野生のイチゴのような甘酸っぱさを感じる果実の香りに溶け込むバニラなどの樽由来の香り。いきいきとした味わいで、飲み応えがありつつ余韻に爽やかさを感じます。
アルコール度数：14.0％

1870年に設立され、マルゴー村の近くに位置するシャトー。9.52haの畑を所有し、作付け比率はカベルネ ソーヴィニヨン50％、メルロ47％、プティヴェルド3％です。バランスが良く、凝縮された果実味と丸みのあるタンニンが溶け込んだメドックらしい味わいです。
アルコール度数：12.5％

格付け2級ピション バロンのセカンドワインで2012がファーストヴィンテージ。鷹の翼と上半身、ライオンの下半身をもつ伝説上の生物｢グリフォン｣がラベルに描かれています。ピション バロンにはこのグリフォンとトゥーレル ド ロングヴィルという二つのセカンドラベルがあり、グリフォンの方はカベルネに適したジロンド川の砂利質土壌の区画を中心としたブドウを使用。ブラックベリーや黒スグリの香りに加え樽由来のキャラメルのようなニュアンスもあります。いきいきとした酸としっかりとした構成力があり、力強いタンニンも感じますがエレガントな味わいです。
アルコール度数：14.0％

アルコール度数：12.5％

メドック格付け3級。かつてラフィットやラトゥールを設立したセギュール侯爵が一番愛したシャトー。彼が｢われラフィットを造りしが、わが心カロンにあり｣と言ったと伝えられエチケットにハートが描かれています。カロン セギュールのサードラベル。2019年ヴィンテージよりこのキュヴェ名になりました。Cはアルファベットの三番目(サード)、｢COUER｣(ハート)、そしてカロン・セギュールの｢C｣を表しています。果実味、タンニン、酸味のバランスが良く、黒系果実や土っぽさ、シルキーなタンニンがあり、スパイスのニュアンスも感じられます。エレガントな酸がワインにフレッシュな味わいを与え熟成のポテンシャルもあります。
アルコール度数：13.0％

2019年がファーストヴィンテージ。サン・ジェーヌ・ド・カスティヨンの高台に位置し、サン・テミリオンとの境界線にある畑はメルロにとって理想的な長い成育期間が可能で、ワインに豊かで濃厚な味わいを与える。畑の面積は20haで、メルロー90％、カベルネ・フラン5％、カベルネ・ソーヴィニヨン5％で構成。緻密で柔らかいタンニンが特徴。

シャトー・ロック・ド・カンブの下部斜面に位置しているドメーヌ・ド・カンブは、ジロンド河に接しているため土壌は粘土が多い粘土石灰質。品種はメルロ（約65％）、カベルネ・フラン（約30％）、マルベック（約5％）。ロック・ド・カンブよりしなやかでありながら濃縮したタイプのワインは、果実味に溢れ、長期熟成にも向いたワイン。

2022はこれまでのミレジムの中で一番の出来。フランソワの息子、ルイ・ミジャヴィル氏がサン・テミリオンに近いアペラシオンを探し2007年に取得。コート・ド・カスティヨンに位置し、サン・テミリオンは丘のすぐ向こう側にある美しいテロワール。テルトル・ロトブフと比べると、より地中海性で涼しく、長い生育期間が特徴。軽く砂糖漬けした濃縮で生き生きとした黒い果実の香り。リッチで豊満、鮮やかなロラージュ。

コート・ド・ブール地区の北に位置する10ヘクタールのワイナリー。土壌は粘土石灰質。ジロンド河を見下ろす南向きの丘の上部斜面にある古くからの畑は、円形競技場のような形をしている。樹齢約45年の古木を含む畑は、メルロ（75％）、カベルネ・ソーヴィニョン（20％）、マルベック（5％）で構成。ワインはリッチで果実味があり、骨組みがしっかりした長熟型。

ペトリュスで名高いムエックス家が最初にワイン造りを始めたシャトー フォンロックのセカンドラベルです。サンテミリオンの北北西の丘陵に畑は広がり、鉄分を含んだ粘土、石灰質土壌。平均樹齢35年。2002年からビオディナミに取り組み、05年に｢ビオディヴァン｣の認証を受けています。濃く深いルビー色をしており、ベリー系果実の豊かな香りと味わいが特長です。
アルコール度数：14.5％

ロバート パーカー氏をはじめ、ワイン評価誌から高い評価を受けるシャトー。骨格はしっかりしていますが、タンニンは滑らかで、とても心地よい赤ワインです。

土壌：粘土石灰質

コンクリートタンク（10度以下でコールド マセラシオン6～7日間） コンクリートタンク12カ月