ボルドー　赤ワインBordeaux / Red

かつてマルシヤック侯爵の所有であったこのシャトーの畑は、コート・ド・ブール地方で最も古いブドウ畑のひとつ。1998年にボルドーでネゴシアン業を営むモステルマン家に引き継がれ、大規模な投資が行われた。粘土石灰岩の土壌の畑はドルドーニュ川を見下ろす南向きの斜面にあり、川の対岸のメドックとジロンドをパノラマで見渡せる壮大な景色が愉しめる。つくられるワインはしっかりとしたタンニンで構成され、複雑で熟したフルーツの風味が感じられる、途方もなくお買い得なワイン。

シャトー・ロック・ド・カンブの下部斜面に位置しているドメーヌ・ド・カンブは、ジロンド河に接しているため土壌は粘土が多い粘土石灰質。品種はメルロ（約65％）、カベルネ・フラン（約30％）、マルベック（約5％）。ロック・ド・カンブよりしなやかでありながら濃縮したタイプのワインは、果実味に溢れ、長期熟成にも向いたワイン。

コート・ド・ブール地区の北に位置する10ヘクタールのワイナリー。土壌は粘土石灰質。ジロンド河を見下ろす南向きの丘の上部斜面にある古くからの畑は、円形競技場のような形をしている。樹齢約45年の古木を含む畑は、メルロ（75％）、カベルネ・ソーヴィニョン（20％）、マルベック（5％）で構成。ワインはリッチで果実味があり、骨組みがしっかりした長熟型。

どのヴィンテージにも共通する特徴は、濃く美しい色と熟れた果実の深い香り。アロマ豊かで、それは時とともに美しく進化する。肉付きが良く、美しい味わいはしばしば、『ボルドーのブルゴーニュ』、と形容される。

しっかりした深い色調。よく熟したブラックベリーやダークチェリー、カシスなど黒い果実のアロマがきれいに現れ、シナモン、甘草などのスパイシーさ。果実味高く、キメ細かなタンニンはその果実味の中にきれいに溶け込んでいる。アフターに香ばしくカカオが香る。

若木のブドウから造られる、ラプラニョット・ベルヴュ―のセカンドキュヴェ。フルーティな飲み口で、親しみやすいスタイルです。

チャーミングな赤い果実のアロマに森の下草やスパイスが伴う。まろやかな口当たりで、カシスやブラックベリーの果実がしなやかな酸に支えられ、長い余韻まで続く。ＥＵオーガニック認証取得の有機栽培ブドウを丁寧に選果、２６℃を保ち３週間かけて発酵、コンクリートタンクでＭＬＦ。醸造過程でのＳＯ２使用は最小限に留める。

ＥＵオーガニック認証取得のボルドー右岸ブレンド。カシスとブラックベリー、ブルーベリーなど赤や黒の果実をスパイスが彩る。口当たりはベルベットのように滑らかで、凝縮した果実の風味をしなやかなタンニンがほどよく引き締める。有機栽培ブドウを丁寧に選果し、３週間かけて発酵、コンクリートタンクでＭＬＦ。醸造過程でのＳＯ２使用は最小限。

イチゴやラズベリーの鮮やかな赤い果実にスミレの香りがフローラル。フレッシュで繊細な果実が口いっぱいにバランスよく広がり、余韻はエレガント。ＥＵオーガニック認証取得の有機栽培ブドウを丁寧に選果し、３週間かけて発酵、コンクリートタンクでＭＬＦ。醸造過程でのＳＯ２使用は最小限に留める。

メドック地区外にもかかわらず１８５５年に第１級に格付けされた銘醸「ＣＨオー ブリオン」のセカンドワイン。力強さと繊細さをあわせ持った味わいが特徴です。

サンテミリオンから数キロ離れた所にシャトーは位置しており、ピュイスガン サンテミリオンとカスティヨンの典型的な粘土質、石灰質の特徴を持っています。2011年ヴィンテージはパリ農業コンクール金賞受賞。メルロ90％、カベルネ フラン10％。果実味豊かで、滑らかなタンニン。タバコのニュアンスもあります。
アルコール度数：14.0％

オーゾンヌやベレール モナンジュに隣接する南向きの斜面に2.3haを所有。6世紀から続く長いワイン造りの歴史があり、2017年にムエックス社が購入してからは全面的に運営を担っています。熟したレッドカラント、チェリー、火を通したプラムにチョコレートや森の落ち葉、スパイスなど複雑な香り。いきいきとした赤と黒の果実味があり、余韻には土のニュアンスが感じられます。
アルコール度数：14.5％

１９４９年より同じオーナーによって受け継がれてきたシャトー。明るく活力のある果実とフレッシュな酸がバランスよく、若くから楽しめるスタイルのワインです。

土壌：粘土石灰

ステンレスタンク コンクリートタンク

ボルドー右岸でも銘醸ワインの生む石灰土壌からブドウが造られます。濃密な果実とパワフルな味わいの中に心地よいタンニンが溶け込み、バランスの良い１本です。

土壌：粘土石灰質

ステンレスタンク 50％オーク樽熟成12カ月（仏産）、50％ステンレスタンク

このワインはクリュ クラッセ２級の中でもトップクラスで１級にも匹敵する評価を受けています。優雅で調和のとれた上品な味わいは、長期熟成でより真価を発揮します。

メドック１級シャトーの中でも筆頭と言われている名門ブドウ園。ブドウの樹１本からグラス一杯分位しか生産されない、優美で繊細な味わいのワインです。

右岸の雄、フランソワ ティエンポン氏がコンサルタントを行うオー メドックのブルジョワ級。力強い果実感を備えつつ、右岸を想わせるようなエレガンスが余韻に広がる魅惑的な味わい。

土壌：粘土石灰質、砂利質

ステンレスタンク フレンチオーク樽（225Ｌ、新樽比率30％）

サン・テミリオンを代表するシャトー オーゾンヌのセカンドラベル。グランヴァンに比べると樹齢の若い樹からのブドウを使用。フランの比率が高く、そこにメルロとカベルネ ソーヴィニヨンをブレンド。カシスやブルーベリーなどの黒系果実の香りが豊かに長く感じられ、オーゾンヌの特長である複雑かつエレガントな味わいをこのセカンドラベルもそなえています。
アルコール度数：13.0％