ボルドー　赤ワインBordeaux / Red

サン・ジュリアンの南、格付けシャトーに囲まれた立地に3.5haの畑を有するシャトー。前オーナーが逝去した後、2006年にデュクリュ・ボーカイユのオーナー、ボリー家が取得しました。ブドウの完熟を待って収穫され、カシスやブルーベリーなどの香り豊かでスパイスの風味も。熟成と共に紅茶などの落ち着いた風味も加わりいままさに飲み頃の一本です。
アルコール度数：12.0％

2006年からモンローズと同じフランスのブイググループ(テレビ局や携帯電話事業)が所有者となっています。栽培する30haの畑は砂利質土壌に広がりME52％、CS39％、PV6％、CF3％を栽培しています。ME、CS、PV、CFの4品種をブレンド。フレンチオークの樽で12ヶ月熟成。カシス、スパイス、タバコ、リコリスを思わせる香り。サンテステフ特有のタンニンによる骨格と果実味が融合した見事な味わいです。
アルコール度数：14.5％

新鮮なチェリーとスミレのアロマに、甘さを兼ね備えたスパイシーな香りがメリハリをつける。わずかに香ばしさと燻製香が感じられる。シルキーで濃厚なタンニンをもつフルボディーなワイン。フレッシュで余韻の長いフィニッシュ。力強さと柔らかさを併せ持つ。グリルやローストした赤身の肉、チーズなどと合う。（HVE認証）

深みのあるルビーレッド。フレッシュなチェリーのフレーバー、甘草のニュアンスのあるカシスの香り。豊かな熟したチェリーの味わいがあり、タンニンから来るかすかな燻製香の余韻が残る。バーベキュー、グリル料理。ハムやソーセージ、ジビエのテリーヌ、フィレミニョンとポテトのグラタン、コンテチーズ。（HVE認証）

深みのあるルビーレッド。フレッシュなチェリーのフレーバー、甘草のニュアンスのあるカシスの香り。豊かな熟したチェリーの味わいがあり、タンニンから来るかすかな燻製香の余韻が残る。バーベキュー、グリル料理。ハムやソーセージ、ジビエのテリーヌ、フィレミニョンとポテトのグラタン、コンテチーズ。（HVE認証）

醸造家ミッシェル ローランが手掛けるワイン。収量を制限することで凝縮度の高いブドウを収穫し、フルボディに仕上げています。ロバート パーカーやジャンシス ロビンソンからの評価も高いワインです。少し火を通した印象のある黒系果実にシダーやチョコレートの香り。しっかりとした骨格と樽由来の複雑味をそなえたワインです。
アルコール度数：13.0％

1962年からジャン ピエール ムエックス社によって管理されています。土壌は砂利、粘土質で、一部粘土質ローム層。作付け比率ME90％、CF10％。平均樹齢25年。手摘み収穫後、二度選果。温度管理可能なコンクリートタンク、ステンレスタンクで発酵後、16-18ヶ月間樽熟成。新樽比率は40％。赤いベリーや甘いチェリー、クローヴなどのスパイスのアロマ。なめらかな舌触りで洗練されたタンニン。熟度の高さといきいきとした味わいをそなえたワインです。

ジャン ピエール ムエックス社が所有するポムロール トップクラスのシャトー。道を挟んでシャトー ペトリュスと向かい合っている位置にありますが、土壌は異なり、こちらは大きな砂利の多い土壌となっています。所有面積は14.5ha、作付け比率はME80％、CF20％。まさしく名前のように｢花｣を連想させるような華やかな香りがあり、複雑さとリッチさを兼ね備えたエレガントなワイン。そのレベルの高さからムエックスグループの代表ワインのひとつとなっています。

ジャン・ピエール ムエックス社が所有。ポムロールを代表するシャトーです。ブドウ畑は高台の西側に広がる砂利と粘土の混じった土地に7.2ha広がり、平均樹齢が35年のME90％、CF10％を栽培しています。新樽率は50％。卓越した複雑味と凝縮感は他の追随を許さない唯一無二のレベルです。

ボルドーの至宝とも言うべきシャトー レ カルム オー ブリオンが造るもう一つのワイン。2013ヴィンテージより｢ル クロ デ カルム オー ブリオン｣から名称変更。一部全房にて発酵、熟成は樽で12-18ヶ月行ったのち、さらにコンクリートタンクで寝かせてから出荷。生産量は3万本足らずとファーストラベルに負けず劣らず希少なワインとなっています。口中に溢れる豊かな黒系果実やスミレ、スパイスの香り。樽由来の味わいもワインに溶け込んでおり、非常に滑らかな口当たりでゆっくり楽しめるボルドーワインです。
アルコール度数：13.0％

メドック格付け5級。AOCマルゴーの南に隣接するマコー村(オーメドック)に位置。庭園でさえずる(カント)クロツグミ(メルル)に由来。87haの畑にはCS50％、ME40％、CF5％、PV5％が栽培され、ステンレスタンクで発酵と28－30日に及ぶ醸しを行い、50％新樽で12ヶ月間の樽熟成。メドックでは珍しくメルロの比率が高く、若いうちから心地良く華やかな果実の風味が花開き、その芳醇な熟成感が人気を呼んでいます。

デスパーニュ家が古くから所有しているシャトーの伝統的な味わいの１本です。ブルーベリーやブラックベリーを想わせる果実の香りとアフターにオークの風味が心地よく続きます。

土壌：粘土石灰質

50％オーク樽、50％ステンレスタンク（果皮と共に5週間） オーク樽熟成約10カ月（新樽30％、225Ｌ、仏産）、ステンレスタンク熟成6カ月

ポムロールの銘醸レグリーズ クリネで長年セラーマスターをしていたギロー氏が手がけるラランド。ブラックチェリーやスギのような香り、ふくよかでバランスの取れた味わいです。

土壌：酸化鉄を含んだ砂利、青粘土、赤粘土

ステンレスタンクにて1週間（野生酵母） オーク樽熟成12カ月（フランス産、225Ｌ、新樽比率33％）

樹齢５０年のメルローを使用したセカンド ワイン。プラムやバニラのアロマ。まろやかな味わいで長い余韻が続きます。マチルドはジャン フランソワ ジュリアン氏の愛娘の名前です。

土壌：酸化鉄混じりの粘土石灰質

2層式円錐型ステンレスタンク（500Ｌオーク樽でＭＬＦ） フレンチオーク樽で12カ月（500Ｌ、新樽比率50％）

希少なガレージワインとして世界的評論家にも注目されるサン テミリオン。樹齢１００年、年間約五千本のみ。完熟したブラックベリーの芳醇な果実味と豊かなボディ、複雑なミネラル。

土壌：砂、粘土、石灰質、酸化鉄

2層式円錐型ステンレスタンク（500Ｌオーク樽でＭＬＦ） フレンチオーク樽で18カ月（500Ｌ、新樽比率100％）

オー ブリオンを所有するドメーヌ クラレンス ディロン社が銘醸地サン テミリオンで手掛けるシャトー カンテュスのセカンドワイン。古代神話の守護神ドラゴンの名を冠しています。

オーク樽熟成（新樽33.5％）

近年コストパフォーマンスに優れた素晴らしいワインが造られることで注目を集めるカスティヨン コート ド ボルドーのワイン。フルボディのしっかりした骨格を持つ本格派です。

土壌：粘土石灰質

ステンレスタンク オーク樽熟成 12カ月（新樽比率25％、フレンチオーク）

爆発的に０１年から人気の出たシャトー。数々の名声も手にしてきました。メルローを主体とした厚みとパワーのある１本です。

土壌：粘土、砂礫、石灰質

コンクリートタンクとステンレスタンクにて主醗酵後、オーク樽内ＭＬＦ フレンチオーク樽にて12カ月

メドック１級シャトーの中でも筆頭と言われている名門ブドウ園。ブドウの樹１本からグラス一杯分位しか生産されない、優美で繊細な味わいのワインです。

マルゴー格付け３級。２００６年にラベゴルスを所有するペロド家が購入、大規模な設備投資により大きく品質が向上。畑はシャトー マルゴーに隣接し、生産量は少なく希少。