ブルゴーニュ　白ワインBourgogne / White

圧倒的な厚みのあるボディは樽熟所以の印象。しかし、樽の風味が強すぎず、この力強さと飲みごたえはただパワフルの一言。果実の成熟味も強く、花梨のジャムや蜂蜜を思わせます。

第一アロマの印象は控えめ。軽く空気に触れさせた後で梨、白桃、アカシアの花の香りがとても繊細に現れ出る。口に含むとボリューム感がありパワフル。酸によって格調高くなっている。バターのような余韻が心地良い。ヴィンテージ特有の果熟感を感じるだろう。待たずにすぐ楽しめるワイン。

優秀なコート ド ボーヌの白が素晴らしい状態で熟成した味わい。フレッシュな果実には成熟味があり、酸もまろやかながらフレッシュさのバランスを取っています。

1943～94年に植えた40アールの畑。ドライな白ワインで、食前酒として単独で、またキールとしても楽しめる。シーフードとの相性抜群。

2016年から造ったアッサンブラージュのキュヴェ。自社畑のセルヴォワジーヌと、アン ヴォーのそれぞれ古木の区画の葡萄を使用。収穫時からアッサンブラージュして発酵する。白の発酵はすべて樽発酵だが、発酵が始まるまではタンクに置く。発酵が始まった時点でタンクから樽に移し、発酵が止まってしまうリスクをヘッジする。新樽比率はやや高く60％、残り40％は1年樽。強い濃縮味のある果実味に強いアカシアを思わせるような白い花を思わせるアロマが立ち上がる。口中では蜂蜜のような濃厚さも兼ね備え、一段上の複雑味がある。

セリエ オー モワンヌやプティ マロールに接した南東向き斜面の畑。グレープフルーツやパイナップルなど厚みのある果実に炒ったアーモンドを思わせる香ばしいフレーバー。味わいはリッチで芳醇。酸味のバランスもよく、若いうちから楽しめる。

近年ムルソー村から飛び出したスターとして脚光を浴びるドメーヌ。シャルドネ種１００％に由来する繊細さが特徴。完熟した果実の風味も楽しめるワインです。

土壌：粘土石灰質土壌

オーク樽 オーク樽熟成12カ月（仏産、228Ｌ、新樽比率20％）、ステンレスタンク熟成4カ月

サン ヴェラン村最大の生産量を誇る生産者が造る特別キュヴェ。全体の一部をオークの新樽で熟成させることにより、新鮮な果実味に深みとまろやかさを持たせています。

全体の30％をオーク樽で12カ月熟成

明るく輝きのある色合い。口に含むとミントの涼しさと爽やかさを感じます。ミネラリーで白い果実の瑞々しい余韻が長く続きます。

土壌：キンメリジャン

30％ オーク樽（228Ｌ）/70％ ステンレスタンク 30％ オーク樽熟成 14カ月（228Ｌ、新樽なし）/70％ ステンレスタンク熟成 14カ月（シュール リーにて）

シャブリジェンヌのフラッグシップ。シャブリ グラン クリュの全ての要素が凝縮されているとされ、香りは非常にエレガント。凝縮感と力強さがあり、複雑な味わいの白ワインです。

土壌：キンメリジャン

ステンレスタンク及びオーク樽（225Ｌ）/ＭＬＦ有 ステンレスタンク7カ月及びオーク樽8カ月（225Ｌ、新樽無）

ドメーヌ ベルサンはサン・ブリでも最も名の知られた生産者のひとつ。ワインの熟成に最適な条件を備えた、11-12世紀に建てられたと言われるセラーを持ち、豊かな果実味とアロマを持つワインを造っています。2009年よりビオロジック農法に転換。2012年に認証を取得。冷涼な気候と石灰質や粘土質の土壌のおかげでミネラルを思わせる風味・果実味・ストラクチャー・深み・酸味の絶妙なバランスが取れたワインが造られます。北の産地らしいフレッシュ感もありながら、樽での熟成によって厚み、複雑味があり、コート ド ボーヌを思わせる満足度の高いキュヴェ。
アルコール度数：13.0％

白い花や火打ち石、レモンといった複雑なアロマ。テロワールに由来するキリッとした、緊張感溢れるミネラル感が特徴的な白ワイン。

土壌：粘土石灰質

50％ステンレスタンク、50％オーク樽（ＭＬＦ） オーク樽熟成10カ月（600Ｌ、228Ｌ、新樽比率5％）、その後ステンレスタンク熟成4カ月

自然を尊重しビオディナミ農法を実践する、マコネー地区の若手リーダー的存在のドメーヌ。ブドウの力がみなぎり、ピュアな果実味と力強さを併せ持つ蔵の最上級銘柄。

土壌：粘土石灰質

オーク樽 オーク樽熟成10カ月（228Ｌ、新樽比率5％）、その後ステンレスタンク熟成5カ月