ジョーダンJordan
たった二つの至高のワインだけを造り続ける
ソノマのシャトー
1970年代にソノマの可能性を見いだし、ブドウ畑を拓いたトム・ジョーダンは、他の多くのワイナリーが多ブランド化による販売拡大に走るのを横目に、ソノマの至高の産地から生まれるカベルネとシャルドネ、この僅か2つのブランドのみを手がけています。
伝説の醸造家、故アンドレ・チェリチェフから長年の指導を受けた名ワインメーカー、ロブ・デイヴィスが率いるワイナリーは、醸造・栽培ともに潔癖とも言える完全主義を貫いています。
ジョーダンが造り出すカベルネは世界で最も影響力のあるワイン誌のひとつである Wine&Spiritsが毎年全米のレストランに対して行われるRestaurant Pollと呼ばれるカベルネのランキングにおいて過去25年で14回も第1位に輝き、また2015年版ではワイナリーとしても第一位に輝いています。
これはソムリエやレストランのワインバイヤーによる投票であり、料理とのペアリングを考慮し選び出した順位付けであることを考えると非常に意味深いことです。
絶大な評価を受けるカベルネの陰に隠れてはいるものの、冷涼なロシアンリヴァーヴァレーで造られるエレガントなシャルドネもまた特筆すべき品質です。ワインの味わいだけでなく、瀟洒なシャトー造りのワイナリーも訪れた者の心を奪います。