ジョセフ フェルプスJoseph Phelps
『ジョセフ・フェルプス』は、1973年、建築業界にいた“ジョセフ・フェルプス氏”がナパ・ヴァレーの中でも、一番北よりのセント・ヘレナ近郊、スプリングヴァレーに創立した世評の高いワイナリーです。
ジョセフ・フェルプスの所有する240へクタールという広大なスプリングヴァレーの敷地のうち、64ヘクタールがブドウ畑にあてられています。ワイナリー周辺は原生林が広がり、カリフォルニア自生の樫の木も植えられています。
彼らの歴史は1974年ワイナリーが最初に出荷したリースリングから始まり、その後ソーヴィニヨンブラン、メルロ、カベルネソーヴィニヨンなどが出荷され、1978年にカリフォルニアで最も芳醇で深い味わいを持つインシグニアがリリースされた頃からジョセフ・フェルプス氏の名声が確立されました。
シラーや南フランスで栽培されるブドウ品種のワインに注目度が高まってきた追い風を受け、1990年に発表されたコート・デュ・ローヌ・スタイルのミストラルでは、新しいモードを感じさせるワイン造りが行われました。
2005年、創設者のジョセフ・フェルプス氏は会長を辞任し、ワイナリーの運営には彼の息子のビルや娘のレスリー、ローリー、リンらが携わっています。