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青リンゴ、イチジクに梨のコンポート、シナモンのニュアンスが複雑さを加える。完熟リンゴや花梨の豊富な果実の中に溌剌とした酸と僅かなタンニンが感じられ、旨みのある滑らかな余韻が長く続く。１９７３年に植え付けた自社畑無灌漑栽培のセミヨンから。

200年以上の歴史をもち、伝説的なブドウ畑は、サンテミリオン最古の所有地の一つ。2017年よりラグジュアリー・ブランドのシャネルの傘下となった。グランクリュ・クラッセ。

ラングドック地方の中でもコート デュ ローヌ寄りの､地理的にはニームやソミエールに程近い内陸の冷涼な地に位置しています。1997年に畑を購入。限りなく自然に近いヴァン ナチュール造りに励んでいます｡半分は手摘み収穫、残りは機械で収穫されたブドウを使用。ポリエステルのタンクにて発酵。瓶熟成（8ヶ月）。とても香り豊かで優しく、柔らかな仕上がり。長い余韻も楽しめます。数年の熟成も期待できる１品です。
アルコール度数：14.0％

オレムスは17世紀には王家に所有されていた歴史ある畑に名前を由来。1993年以来ベガシシリアグループが所有し、13世紀から続くカーヴと最新の設備を備えたワイナリーを備え、益々の発展を遂げています。人と馬しか入れない急斜面で、安山岩に豊富な半貴石を含む土壌。平均樹齢60年のブドウを手摘み収穫。新樽で発酵、3ヶ月バトナージュを施し、5ヶ月熟成。さらにステンレスタンクで6ヶ月熟成後、瓶熟約22ヶ月。かつての所有者でオーストリア ハンガリー帝国で活躍したエルネスト フォン ペトラッチ男爵に名を由来する畑。シャープで焦点が合った端正で豊かな味わい。ピュアなクリスタルのように研ぎ澄まされたワイン。
アルコール度数：13.0％

スタッグス・リープ・ワイン・セラーズが手掛ける「CASK 23」は、自社畑フェイとS.L.V.の魅力を一つにまとめた、特別なカベルネ・ソーヴィニヨンです！

■CASK23について
CASK 23の物語は、1974年の収穫時に始まります。

当時ワイナリーは、著名な醸造家アンドレ・チェリストチェフ氏の協力を得ていました。その年の複数のキュヴェをテイスティングする中で、自社畑S.L.V.のある一区画のワインが、あまりにも美しく、際立った味わいを示したため、ワイナリーは「これは特別に単独で瓶詰めすべきだ」と判断しました。こうして、そのワインが熟成に使われた大樽にちなんで「CASK 23」と名付けられました。

現在のCASK 23は、S.L.V.とFAYという2つの自社畑から選び抜かれた果実をブレンドし、並外れた深みとリッチさを備えながらも、エレガントでバランスの取れたスタイルを体現しています。長年にわたり、世界で最も高い評価を受け、コレクターから愛され続けるワインです。

■生産者のコメント
2020年のCASK 23は、フェイ・ヴィンヤードならではの華やかな香りと、S.L.V.がもたらすしっかりとした骨格、黒系果実の風味が見事に融合しています。チョコレートムース、完熟プラム、つぶしたラズベリー、スミレ、ナツメグといった魅力的なアロマがふわりと立ち上り、グラスに顔を近づけた瞬間に引き込まれるような香りが広がります。

■栽培について
CASK 23は、カリフォルニア州ナパヴァレー内に銘醸地スタッグス・リープ・ディストリクトに位置する自社畑フェイ・ヴィンヤードとS.L.V.の個性が美しく調和して生み出されるワインです。このワインの真髄を表すため、特別に選ばれた区画は生育期間を通して、細心の注意を払いながら栽培され、最高の状態で収穫されるよう徹底した管理が行われています。

■醸造について
収穫後、ワインは発酵を経て、新樽比率100％のフレンチオーク樽で22か月間熟成されます。マロラクティック発酵も100％実施。熟成後に瓶詰めされ、2023年9月にリリースされました。アルコール度数14.8％。


■スタッグス・リープ・ワイン・セラーズについて
スタッグス・リープ・ワイン・セラーズは、ウォレン・ウィニアルスキ氏が、ネイサン・フェイ氏と出会い、1970年にスタッグス・リープ・ヴィンヤードを取得し、設立しました。

一躍、その名を有名にしたのは、1976年5月、後に「パリスの審判」と呼ばれるアカデミー・デュ・ヴァン主宰のブラインド・テイスティングで、五大シャトーなどフランスの著名ワインを抑え、カベルネ・ソーヴィニヨンの中で「スタッグス リープ ワイン セラーズ S.L.V. カベルネ ソーヴィニヨン1973」が見事1位を獲得したことです。

このことで、スタッグス・リープ・ワイン・セラーズは、世界中に熱狂的なファンを持つワイナリーとなり、そして、カリフォルニア・ワインの実力を世界に知らしめる契機ともなりました。

標高７００ｍの安曇野の自社畑で栽培したメルロとカベルネ ソーヴィニヨンを１４カ月樽熟成させた赤ワイン。しっかりとしたタンニンとふくよかな果実味のバランスが良いフルボディです。

土壌：礫質普通褐色低地土（河成堆積物）

オープン式ステンレスタンク フレンチオーク樽12カ月

小さな蔵元が最良区画を厳選して造る、熟成タイプのこだわりカバ。第一搾汁だけを使い長期熟成することでコクと深みのある味わいが生まれます。

土壌：粘土石灰質、石灰質

瓶内二次醗酵/ステンレスタンク デゴルジュマンまでの瓶内熟成期間52カ月

深みのある色合いで、ブルーベリー、ハーブやコショウ、コーヒーなど様々な香りが漂います。品のよい果実の完熟感とシルキーなタンニンが特徴的で、ぐっと凝縮度の高いワインです。

土壌：粘土、泥質（表層から約１ｍ下に石灰質地層

ステンレスタンク/主醗酵後、ステンレスタンクにてＭＬＦ オーク樽（仏産、225Ｌ、新樽1/3）20カ月/瓶12カ月以上

銘醸地サン ジュリアンの西、サン＝ローラン村にあるメドック格付第５級シャトー。格付シャトーの中で最もお手頃な価格でありながら、上品で繊細な果実味の魅力溢れるワインです。

濃厚な赤紫色、黒果実やミント、スパイスの香りが漂います。バンドール特有の濃密で滑らかなテクスチャーとスパイスのアクセント。タンニンはとても繊細で余韻が非常に長く残ります。

土壌：粘土石灰質

コンクリートタンクで主醗酵後、50ＨＬのオーク樽でＭＬＦ フレンチオーク樽にて18カ月熟成（アリエ産）

モンタルチーノ地区で最も古い生産者のひとつであるマルティノッツィ家。伝統的なブルネッロで、その複雑で豊かな味わいは、抜栓後、時間をかけてゆっくりと開きます。

土壌：ミネラルを多く含む石灰質、小石

ステンレスタンク/主醗酵後、マロラクティック醗酵 オーク樽熟成 36カ月以上（30－40ＨＬ、フランス産、新樽20％）、ステンレスタンク熟成 12カ月以上/瓶熟成 4カ月以上

２年以上の熟成が義務づけられている「リゼルヴァ」。スラヴォニア産オークの大樽や小樽を使い長期熟成されたワインは、芳醇な香りと豊かな風味、深いコクが別格です。

土壌：粘土質、アルカリ性の砂利質

オーク樽熟成（50％を225Ｌで12カ月、50％をスラヴォニアの大樽で24カ月）/瓶熟成3カ月以上

メドック２級格付デュルフォール ヴィヴァンの特別キュヴェ。パワフルさと溢れるエネルギーが味わいの特徴の、限られた区画から造られるワインです。

土壌：砂を含む砂利の肥沃な土壌

16カ月（70％テラコッタ、30％オーク樽熟成）

シャトー オーゾンヌを所有するアラン ヴォーティエ氏が造るワイン。醸造も同じチームが行っています。黒スグリやブルーベリーの果実の味わいでクラシックなタイプのボルドーです。

土壌：粘土質、砂質、砂利質

ステンレスタンク、30％オーク樽 ステンレスタンク、30％オーク樽

８９年より「ムートン バロンヌ フィリップ」が改名され、「ダルマイヤック」となりました。第１級のムートンに似た感じですがやや軽い感じに仕上がっています。

濃厚な黒果実の風味に加え、バニラ、コーヒーなど魅力的なアロマが広がります。アフターにはオークの風味と滑らかなタンニンが広がります。複雑かつ優雅な余韻が楽しめる重厚な１本。

土壌：南向きの粘土石灰質

ステンレスタンク オーク樽熟成12カ月（新樽比率30％、仏産、225Ｌ）、ステンレスタンク熟成6カ月

シャトー ド パランシェールが手掛ける最上級キュヴェ。お手頃価格ながら新樽を３割程使用しています。香りに深みがあり、豊かな果実味と樽のニュアンスがうまく調和した味わいです。

土壌：石灰質粘土

10度以下で低温浸漬、コンクリートタンク（28度以下） オーク樽にて14カ月（仏産、225Ｌ、新樽比率30％）

複雑かつ繊細、魅惑的なアロマを放つオーク樽熟成の白ワイン。蜂蜜のようなニュアンスと凝縮感がありながら、きれいな果実味とフレッシュさが共存する豊かで魅惑的な味わいです。

土壌：粘土、ケイ素

フレンチオーク樽にて フレンチオーク樽にて8カ月（新樽なし、225Ｌ）、その後ステンレスタンクにて1年間澱とともに熟成