ナパヴァレー・メルローの「教科書」的ワイン!!
ナパヴァレー・メルローの典型的な特徴である豊満さとベルベットのようなタンニンを持ち、ヨーロッパの抑制とエレガンスが表現されています。
■生産者のコメント
このワインは、ナパ・ヴァレーの小地区、オークノールとヨントヴィルの特別な区画で収穫されたブドウから造られました。口当たりはベルベットのようで、フレッシュなブラックベリーや鮮やかなチェリーの香りが広がり、凝縮した野イチゴのコンポートとオールスパイスの風味も感じられます。ジューシーでしっかりとした噛み応えのあるタンニンのストラクチャーも特徴です。
■栽培について
カリフォルニア/ナパヴァレー内の小地区ヨントヴィルとオークノールで収穫したブドウが使われています。
オークノール地区は、サンパブロ湾から吹く涼しい海風が、果実に自然な酸を生み出し、チェリーや鮮やかな赤い果実の特徴を「ポップ」に表現することに成功しています。
ヨントヴィル地区の砂利混じりの沖積土壌は、ブドウの根を深く張らせ、リッチで複雑なワインの特徴を生み出します。この地区では、ラズベリーや熟したジューシーなチェリーなど、赤い果実の風味と豊かなタンニンが楽しめます。
■醸造について
ステンレス・タンクで発酵(7日間のスキンコンタクト)し、フレンチオーク樽(新樽30%)で14か月間熟成しています。アルコール度13.6%。
オークヴィルとオークノールから集めたロットを最終的にブレンドし、重層的な複雑さを持つバランスの良いワインに仕上げています。
また、カベルネソーヴィニヨン20%をブレンドする事で、骨格とタンニンのストラクチャーを与え、メルローの滑らかな質感と完璧にバランスをとっています。
■テキストブックについて
テキストブックは、2004年にオーナー兼ワインメーカーのジョナサン・ペイと妻のスーザンにより設立されました。ジョナサン・ペイは、フランスではルイ・ジャド、そしてオーストラリアのペンフォールズやロバート・モンダヴィでワイン造りの経験を積みました。これらの経歴がテキストブックの「力強いがバランスの取れた」ワイン造りのスタイルにつながっており、その評価は年々上がっています。
ワイン名のテキストブックは学校の「教科書」を指すものではなく、初めて出来上がった自分たちのワインを妻のスーザンがテイスティングした時に、このワインを「典型的・模範的なまさにナパワインのテキストブックだわ。」と漏らしたことに由来しています。
テキストブックは、自分のテイスティングルームやワイナリー施設を持っていません。「ナパに施設を持つには非常に多くのお金が必要となる。それだけのお金を投入するなら、より良い樽を購入したり、ワイン造りの道具にお金を使いたいんだよ。」とジョナサン・ペイは語っています。
また、世界的なワイン評論家ロバート・パーカーに「テキストブックは消費者が注目するべき真のワイン、このラインナップの中には本物の宝が存在する」と言わしめたワイナリーです!!
- TEXTBOOK Merlot Napa Valley[2021]
- アメリカ/カリフォルニア/ナパ/ナパヴァレー
- スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口
- メルロー76%、カベルネソーヴィニヨン24%
- 750ml