イエリング ステーションYering Station

イエリング ステーションの始まりは１８３８年、ヴィクトリアで最も早くブドウ栽培がおこなわれる。ヤラ ヴァレーのブドウを中心に造られるリトル イエリング シラーズは、安定した品質とコストパフォーマンスの良さで、定評。ワイナリーに併設されたレストランとセラードアはワイナリー ツーリズムでも高く評価される。

ホワイトネクタリン、柑橘、オレンジの花の鮮やかなアロマ。活力あるマイヤーレモンやグレープフルーツの風味をパパイヤがまろやかに縁取り、長くドライな余韻に続く。２０２４年は例年より早く収穫期を迎え、短期間で凝縮したブドウからバランスのよいワインを造ることができた。

フレッシュな白桃や洋梨にレモンカードのアロマ。黄色いストーンフルーツとフレンチオーク由来のスパイスやカシューナッツの風味を清らかな酸がエレガントにまとめ、爽やかな余韻に導く。ブドウはフレンチオークのパンチョン樽（５００Ｌ）で発酵後、８ヶ月間熟成（新樽１２％）。

チェリーやイチゴにほのかなスパイスが混じり、豊潤でピュアな赤い果実の風味が滑らかに舌を覆う。樹齢１５－２５年のブドウをステンレス槽発酵 熟成（樽不使用）。ヤラ ヴァレーに広大な畑を所有するイエリング ステーションのコストパフォーマンスに優れたピノ ノワール。

溢れるような紫の花と赤い果実にかすかな黒コショウの香り。爽やかな酸に支えられた快活な果実味に緻密なタンニンとオーク由来のスパイスが軽やかに溶け込む。平均樹齢２６年のシラーズにわずかにヴィオニエをブレンド、フレンチオーク樽で１６ヶ月間熟成（新樽１５％）。

鮮やかなチェリーや赤いベリーのピュアな香りにスパイスのタッチ。きめ細かいタンニンに覆われたラズベリーとチェリーの明るい果実をジューシーな酸がバランスよく支え、快活さと優雅さを兼ね備えている。手摘みブドウをフレンチオーク大樽で１０ヶ月間熟成。