ドーミローナDormilona
オーストラリア若手優秀醸造家賞の才能
ワイナリー名のドーミローナは、スペイン語で「ぐうたら」の意味。そしてドーミローナがある西オーストラリアと言えばサーファーの天国。
となれば、野放図なメンズが立ち上げたワイナリーではないかと思うかもしれませんがそうではありません。ドーミローナのワインメーカー兼オーナー、Jo Perry(ジョー ペリー)。JoですはJosephineの愛称であり、聡明で美しい女性です。
西オーストラリア最古のワイン生産地Swan Valley【スワン ヴァレー】出身のジョーは、お爺さんがビールメーカー。
彼の影響で「醸造」に興味を持った彼女は14歳の時に地元の雄Cape Mentelle(ケープ メンテル)のビンテージに参加、同じ年には自宅の庭から収穫したアプリコットでワインを作る様な行動力の塊だったそうです。
南オーストラリアで醸造学を学んだ後にヨーロッパ行脚をスタート。ボルドーを皮切りにブルゴーニュ、ローヌ、スペイン、ニュージーランドと渡り歩き、自身のワインレーベルを立ち上げる迄は再びスペインへと戻り、Riax BaixasのBodega Vina NoraとPazos del Reyで雇われの醸造長を務めていました。
そして故郷を離れて10年が経過した2012年、Joはホームへと戻り自分自身の畑とワインを確立する事を決意、そこで誕生したのがこのドーミローナです。
ジョーは2016年、Commuen of Buttons(コミューン オブ ボタン)のジャスパー・ボタンと同時にオーストラリア若手優秀醸造家賞"YOUNG GUN"に輝いた経歴を持ちます。
その時から日本への輸入オファーはあったものの、あまりの人気のため日本のためのワインを確保することができずにいました。
そんな状況が続くこと3年、2020年に晴れて纏まった数量を確保することが可能となり日本初入荷となりました。