ワンス アンド フューチャーOnce &Future
ジョエル・ピーターソンが造る『これから』のワイン
ジョエル・ピーターソンはレイヴェンスウッドの創業者。ジンファンデルのゴッドファーザー(Godfather of Zin)として知られ、 2011年にはカリフォルニアの『ワイン名誉の殿堂』入りを果たすなど数々の栄誉に輝いている人物です。現在までに『ワイン名誉の殿堂』入りを果たしているのは、ロバート・モンダヴィを含むたった44名。
レイヴェンスウッドは、僅か300ケース程のジンファンデル造りからスタートしましたが、2001年にコンステレーションが買収した時には年産44万ケースの人気ワイナリーとなりました。
コンステレーション買収後もジョエル・ピーターソンはワインメーカーとして残り、生産量は100万ケースを超え、ジョエルは象徴として世界を駆け巡る存在になっていました。オバマ大統領がキューバを訪問した時には『アメリカの象徴・カリフォルニアワインの代表』として同行したほど。
初期のワイン造りへの想いと共に生まれた
ワンス&フューチャー
レイヴェンスウッドを大成功させたジョエルでしたが、心の中では初期に行っていた信念・オーガニックの古樹の畑、天然酵母、手作業で行える範囲の生産量という想いは消えることはありませんでした。
コンステレーションで15年働いた後退職。2016年から満を持して自身のブランド「ワンス&フューチャー」をリリースすることになりました。初ヴィンテージは2014年で470ケースでした。
「ワンス&フューチャー」で行うのは、最初の頃のような昔ながらの方法でのワイン造り。この決断には息子のモーガン・トゥワイン・ピーターソンが手掛ける「ベットロック・ワイン」の影響や応援も大きいといいます。
「ワンス&フューチャー」のワインは多くても年産6,000ケース程。ヨーロッパの伝統国が造る落ち着いたワインに新世界のツイストを加えたワイン造りを目指しています。