カリンセラーズKalin Cellars
10年以上熟成したものだけに備わる
"UMAMI"をたたえた本物の風味
ワインを10年熟成させてから売りたい、飲みたいという深い願望はプロ、ワイン愛好家問わずに存在するのではないでしょうか。
味わいの面から見れば多くの高級ワインにとって理想的な姿ではありますが、ワイン生産者にとっては、ビジネス効率を考えると現実的にほぼ不可能と言えます。ワイン造りや流通もまた、他の多くのビジネスと同様に「いかに早く売るか」が明暗を分けるからです。
ただし、熟成のメカニズムはまだ完全には解明されていないものの、年月を経たワインには若いものにはない独特の深く複雑な風味が備わっているのも事実です。
カリン・セラーズのオーナー、テリー・レイトンは、世の中の大半の高級ワインはそれがニューワールドであれ伝統的産地であれ、本来の素晴らしさが現れる前に飲まれてしまっていると嘆き、それを安定供給させるため自らが造ったワインを10~15年熟成させてから出荷しています。
長い熟成に耐え得る高品質なワインを造る能力、豊富な資金、辛抱強さ……、全てを兼ね備えた者のみに許される手法で熟成感あふれるワインを世に送り出しています。
「湿度と温度がコントロールされた地下セラーで長年熟成されたワインには、ピュアな熟成感とともに第5の味覚である“旨味”が生まれる」とレイトン。
旨味と言えば、日本人が昔から大切にしてきた味覚の一つ。近年では、欧米でも理解や研究が進み最近はカリフォルニアでも洗練されたレストランなら"Umami"と言えば通じます。
エキセントリックな天才からの信じられないようなワイン とは、ロバート・パーカーがカリン・セラーズのワインを表した言葉。
このような熟成ワインに出会えることはなかなかありません。欧州の冷涼地のワインとはまた違った熟成のニュアンスを比較してみてはいかがでしょうか。
長年の熟成によりコルクが大変もろくなっております。古酒に向いた器具をご使用の上、抜栓には十分ご注意頂ければ幸いです。なお、抜栓時のコルク損傷などによる返品はお受けいたしかねますので何卒ご理解の程お願い申し上げます。