「オーベールがピノノワールに使う畑」として知られるUV・ヴィンヤード。この畑で収穫されたシャルドネから造られる白ワインです。
一口目からフィニッシュまで、シャルドネのピュアさが満載。海を感じさせるミネラル感、オレンジの花、タンジェリン・オレンジの香り、しょうが、炒ったアーモンドが次々に香り立ちます。
味わいは密度と厚みがあり、力強い味わいで、和梨、柑橘類の皮、ブリオッシュ、マイヤーレモンの風味と、気持ちの良い酸がバランス良くまとまり、長い余韻が楽しめます。少し高めの温度で大きめのグラスでゆっくりと楽しんでいただきたい1本です。
シャルドネは、樹齢25年以上のオールド・ウエンテ・クローンが使われています。畑はUV ヴィンヤード。畑のオーナーだったユリシス・ヴァルデス(故人)の頭文字が付けられた引く手あまたな銘醸畑。ソノマで最も有名な栽培家の1人でしたが、2018年に49歳の若さで急死。現在は、家族がヴァルデス&サンズ・ヴィンヤード管理会社として所有し、父の意思を引き継ぎ、丁寧な栽培管理を行っています。
この畑は、特に「オーベールがピノノワールに使う畑」として有名です。入手困難なシャルドネをニコラスの人脈で確保。ソノマ・コースト中西部オキシデンタル地区にあり、海から約10km、冷たい霧と風が吹き込む冷涼地です。土壌は保水性があるセバストポル粘土質土壌と、海洋性砂のたい積土壌・ゴールド・リッジが混ざり、乾燥した夏のストレスを軽減し、瑞々しいシャルドネに最適です。
フレンチオーク樽(ダミー社、フランソワ・フレール社)で18か月発酵・熟成(新樽50%)、マロラクティック発酵100%行っています。
■カルト・ブランシュについて
カルト・ブランシュのオーナーのニコラス・アレンの曽祖父・クラレンス・ディロンが1935年にシャトー・オー・ブリオンを取得し、1983年には家族経営のドメーヌ・クラレンス・ディロンがシャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオンを取得しました。それ以来、約1世紀にわたってワインビジネスに関わる家系の5代目にあたります。
2007年、ニコラス・アレンは自分自身でワインを造ろうと決意し「カルト・ブランシュ/ニコラス・アレン・ワインズ」を創立。初代ワインメーカーはリュック・モレ。ナパ・ヴァレー&ソノマの最高の畑と長期契約を結び、最高のワインを造ることに専念しています。2014年からはワインメーカーに新進気鋭の「ヘレン・ケプリンガー女史」を任命。少量生産・高品質のワインを造り続けています。
- Carte Blanche Chardonnay UV Vineyard Sonoma Coast[2021]
- アメリカ/カリフォルニア/ソノマ/ソノマコースト
- スティル ワイン色: 白ワイン甘-辛: 辛口
- シャルドネ100% おすすめのシャルドネを見る
- 750ml