サンタバーバラ ワイナリーSanta Barbara Winery
サンタバーバラカウンティで
初めて設立された老舗ワイナリー
1962年に創業者(現会長)のピエール・ラフォンが23歳の時にサンタバーバラカウンティで禁酒法後初のワイン醸造業 サンタ・バーバラ・ワイナリーを立ち上げました。現在では100を越えるワイナリーがサンタ・バーバラにあります。
1964年にワイナリーは海岸から2ブロックの現在の場所に移転、1965年にサンタ・バーバラで禁酒法後始めてブドウを植樹しました。当初は買いブドウの割合が多かったのですが、産業全体としてワインの需要が高まるにつれて、大手ワイナリーにブドウを買い占められるようなり、思うようにブドウの買い付けができなくなった為、自社畑の購入と植樹を推進するようになりました。
1981年に現在のワインメーカー兼社長、ブルース・マッグワイア氏が入社するまでは、パートタイマーの醸造家にワイン作りをまかせていましたが、片手間仕事で高品質のワインを作ることは当然ながらできませんでした。
ナパ・ヴァレーで経験を積み、数々の賞を受賞して、既に醸造家としての地位を確立していたブルース氏の入社後はそのアドバイスを取り入れて、醸造設備を整え、サンタ・バーバラ・ワイナリーは躍的に品質が向上。アマチュアからプロフェッショナルへと生まれ変わったのです。
ブルース氏はサンタバーバラカウンティにおけるピノ・ノワールとシラーの作り手のパイオニアの1人です。カリフォルニア州では冷遇されていたピノ・ノワールという品種に最適の地サンタ・バーバラを見出したのですから。
醸造家としてブルースは、植樹する品種とクローンの選択に始まり、農法、耕作、剪定と収穫時期決定までトータル・プロセスを管理しています。したがってワインには彼のスタイルとワイン作りの哲学が反映されています。