セゲシオSeghesio
ジンファンデルの聖地ソノマで100年以上続く、カリフォルニアのワイン史
イタリア移民のエドアルド・セゲシオは、米国カリフォルニア州で新しい人生を踏み出すため故郷のイタリア、ピエモンテ州のブドウ畑を後にした。1895年彼がソノマの地で拓いた畑は、その後4代100年にわたって引き継がれている。
ナパ・ヴァレーの輝かしい歴史とはまた違った意味でカリフォルニアワインの歴史そのものとも言うべきワイナリー。現在アレキサンダー・ヴァレーを中心に161haもの自社畑を所有し、サステイナブル・グローイング(環境保全型農法)によって生まれる高品質なブドウは凝縮感と複雑味溢れるスタイルとなる。
伝統に驕ることなく綿々と続く高品質なワイン造りは多方面から常に高い評価を受け続け、このワイナリーでもっともカジュアルなワインであるZinfandel Sonoma Countyは、権威あるWine Spectator誌が毎年発表する "TOP100 wines of the world" に、この価格帯では異例ながら過去4回も選出されている。