タンバー ベイ ヴィンヤーズTAMBER BEY VINEYARDS
スティーブ・ジョブズ氏の元右腕が造る超カルトワイン
タンバー ベイ ヴィンヤーズは1999年、オーナーのバリーウェイト氏がナパのヨントヴィルに60エーカーの土地を購入し、ブドウの栽培を始めたのが始まり。初めてのヴィンテージは2001年でした。
バリーウェイト氏は、アップルでスティーブ・ジョブズ氏の元右腕として務めた人物。その後も10年間に12社以上も会社の立ち上げを支援した起業家です。
その影響もあってか、タンバー ベイのワインは以前は造られるワインのほとんどを、IT業界の重役やハリウッドスターなど、業界トップクラスの顧客だけに販売されていたといいます。
2012年、タンバー ベイはナパバレーのカリストガにある牧場の乗馬場をワインの醸造施設に改築し移設。ここは、セントヘレナ山とパリセーズ山脈の素晴らしい景色に囲まれたあり、バリー氏の愛する20頭以上の馬が飼われています。
創業ワインメーカーはトーマス ブラウン
自身のワイナリー「リヴァース マリー」のほか「スクリーミング・イーグル」や「シュレイダー」などの醸造家として知られ、カルトカベルネのトッププロデューサーの1人とも言われているトーマス ブラウン氏がタンバー ベイの創業ワインメーカー。
ワイナリー施設は、トーマス・リヴァース・ブラウン氏が設計し、高品質の超高級ブルゴーニュやボルドースタイルのワイン生産に特化しています。
現在はトーマス ブラウンの指導の下、デリク・フリーガルがワインメーカーとして活躍しています。
馬に対する愛はワインと同様
バリー・ウェイト氏は、長きに渡り競馬を趣味としています。世界各地でレースに出場し、2004年には北米選手権で金メダルを獲得、2005年にはモンタナ州で開催された100マイル全米選手権で優勝するほど。
その愛情は、ワイナリーの名前『タンバーベイ』にも。ワイナリーの名前はバリー氏最初の馬であるTamborinaとBayamoに由来しているそうです。また、タンバーベイでは、ワインや自社畑のすべての名前が馬にちなんでいます。
『タンバーベイ』はその名前だけでなく、ワイナリーにはバリーウェイト氏が大好きな馬の馬術施設や訓練所を併設しており、ワインだけでなく自然に触れ合う事できる、ホスピタリティー溢れるワイナリーとして人気を博しています。