ハーン ファミリー ワインズHahn Family Wines
1970年代半ばにモントレーで牧場を購入しそこを開墾してブドウ畑にしたのがニッキー・ハーンのワイン造りの始まりでした。牧場の所有者のスミス&フック氏の名を付けてリリースしたワインが高い評価を得て、その後彼のファミリー名を託して設立したワイナリーがこのハーンです。
モントレー湾から注ぐ冷涼な風の影響を受けるサンタ・ルシア・ハイランズは、近年大規模なワイナリーがこぞって畑を購入し注目を浴びているエリアです。
「Hahn」はドイツ語で「雄鶏」を意味します。また、1994年から始まったセントラル・コーストブドウ栽培農家団体が始めた環境保全実践プログラムSIPを実践し、ハーン・ワイナリーはモントレーで最初に認証を受けたワイナリーの一つでもあります。
【ハーンの取り扱いブランド】
ハーン・ワイナリー
1970 年代にニッキーとガビー・ハーン夫妻が設立したワイナリーです。1988年、この地域のポテンシャルを確信したニッキーは、サンタ・ルシア・ハイランズ(SLH)をAVAに認定してもらう活動を始め、遂に1995年にAVAに認定されました。
今日、ハーン・ファミリーはサンタ・ルシア・ハイランズでは260ha以上の畑を所有しています。この内140haはピノ・ノワールが植えられ、サンタ・ルシア・ハイランズ全体のピノ・ノワールの畑の12%を占め、一番のシェアーを持つワイナリーです。また、この地域では一番豊富なクローンの種類を持ち、現在21の異なるピノ・ノワールを栽培しています。
ルシエンヌ
ハーン・ワイナリーが生産する単一畑ピノ・ノワールのブランド。サンタ・ルシア・ハイランズ (SLH)の AVA 昇格に尽力したニッキーは、当初カベルネ・ソーヴィニョンが植えられていた SLH の畑を全て植え替え、遂にSLHの個性を十二分に表現できる最良のピノ・ノワールを完成させました。
この畑はハーン家が個人的に所有し、生産しているプレミアム・ピノ・ノワールです。ルシエンヌはニッキーのミドルネーム「ルシエン」から来ており、光の守護聖人サンタ・ルシアに敬意を表し女性形の名前を付けました。
冬の暗い期間にキャンドルの王冠で光をともしたと言われるサンタ・ルシアにちなんで、ラベルには彼女の王冠がデザインされています。
スミス&フック
1970 年代半ばにヴィンヤードを探していたニッキー・ハーンはモントレーのサンタ・ルシア・ハイランズに、馬の放牧していたスミス・ランチと何世代にも渡って牛の牧場であったフック・ランチを見つけブドウを植える決心をしました。
そこでニッキーは彼らに敬意を払いスミス&フックの名を付けたワインをリリース。大変に高い評価を得たファースト・ヴィンテージの 1980年以降、絶えることなくそのワインを造り続け、パッケージを一新した 2006年ヴィンテージは引き続き、土地の遺産とニッキーのパイオニアスピリットを表現しています。