ピカユーン セラーズPicayune Cellars
ナパの三ツ星レストラン『フレンチランドリー』にオンリスト! 女性ネゴシアンによる秘密の上質ワイン。
クレアとジェニファーは時期を同じくしてソノマ・ヴァレーにたどり着きました。クレアはムートン・ロートシルト1955との衝撃的な出会いからワインの世界に入り、フランス国内のみならず、チリ、南アフリカなどでブドウ栽培に携わり、ポール・ホブスと出会います。アルゼンチンの彼のワイナリーで働いた後、2006年にカリフォルニアに呼ばれ、多くのカリフォルニアの著名なワインメーカーとのネットワークを築きました。スポッツウッドのワインメーカー、アーロン・ワインコフと結婚した後、2010年にコンサルティング会社を立ち上げ、マティアソン・ワインズをはじめとする多くのワイナリーをサポートしています。
一方ジェニファーはワインのブローカービジネスを経営しており、アメリカ産に限らず世界中の最高級ワインを取り扱っていました。ケネス・ジューハスとアーロン・ウォーカーアルノー・ロバーツワイナリーのワインメーカー、ネイサン・ロバーツを夫に持ち、ジェニファーもナパやソノマのワイン業界の重鎮らと強いネットワークを持っていました。美味しい食事や質の高いワインをこよなく愛する二人が出会ったのはごく自然の成り行きで、二人は自分たちのネットワークや知識をもってすれば、高いお金を出さずに、高品質なワインが手に入り、それがビジネスとして成り立つことに気づきます。
そして2011年、ネゴシアンスタイルのビジネスモデル、「ピカユーンセラーズ」を立ち上げ、トップクオリティの畑のブドウやボトリングされる前のワインを入手し、自分たちのブランドとして世に送り出すことに成功しました。「ピカユーン」とは、昔のスペインの貨幣であり、フランス語では、“ほんの少し”を意味します。ロゴのカギはカリフォルニアの秘密のワインの扉を開くことを表しています。
二人は秘密保持契約を交わしたうえでワインを購入するため、多くの場合、畑の名前や醸造家について公表しません。ピカユーンのワインを手にする人は、それらの情報を得ない代わりに、もしかしたら世に出てくることのなかったかもしれない素晴らしいワインを手にする喜びを手に入れるのです。