著名なワイン醸造家でワイン・コンサルタントのマット・トムソンと、ワイン界で最高峰の資格である「マスター・オブ・ワイン」を取得したソフィー・パーカー・トムソンの凄腕夫婦が造るピノ・ノワール!
畑とヴィンテージが忠実に表現されており、牡丹やスミレ、レッドチェリーやザクロの複雑な香りに、スモーキーな火打石のようなキャラクターが混じります。繊細さが表現されている一方で、骨格のしっかりとしたタンニンを合わせもっているため、高い熟成のポテンシャルを持っています。少収量で乾燥した土地により、味わいには力強さがあり、また高い割合での全房発酵により、さらに複雑さとテクスチャーが加わっています。
ラム肉や鹿などのジビエ料理をはじめ、サーモンやカツオのキノコのグリルなどの料理と相性がよいです。
畑はテイラー・パスの中央に位置する、北向きで傾斜のある特色ある乾燥した土地です。2001年に植樹され、マールボロでは珍しく灌漑をせずにブドウが栽培されています。テイラー・パスは、マールボロの中で最も昼夜の気温差が大きく、しばしば最も乾燥するサブリージョンです。北向きの斜面は、霜を防ぎ果実を熟すために適しており、また古く痩せた粘土質の土壌はピノ・ノワールに最適です。
手摘みで収穫し、オープンタンクの発酵槽に充填。50%の割合で全房を使用しています。自然発酵が始まるまで5日間冷却されました。14日の発酵期間中、ハンドプランジングが行われ、その後、圧搾。自発的なマロラクティック発酵の後、樽に移され12カ月熟成。樽は100%フレンチオークのバリックで、新樽比率35%です。さらに3か月間、タンクで寝かされます。フィルターをかけずにボトリングされました。アルコール度数13%。
■ブランク・キャンバスについて
ブランク・キャンバスは、マット・トムソン&ソフィー夫婦が立ち上げたワイナリーです。
マット・トムソンは、オタゴ大学で生物化学の修士号を取得したのち、1992年からマールボロでワイン造りに従事してきました。1997年にはワインコンサルタント会社を創設し、セント・クレア、マットハウス等のコンサルタントを務めています。
さらに、2000年には共同オーナーとしてデルタ・ヴィンヤードを創業。マールボロの象徴的なワイナリーの立ち上げに関わり、この地のワイン業界を牽引した人物とも言われています。2008年インターナショナル・ワインチャレンジにおいて、ワインメーカー・オブザイヤーを受賞し、世界的にも実力ある醸造家として名声を得ています。
また、妻であり、醸造家でもあるソフィー・パーカー・トムソンは、2021年に、ワイン界で最高峰の資格である「マスター・オブ・ワイン」を取得しています!
この二人の手によって造り出されるワインは、現地ニュージーランドだけでなく、イギリスやオーストラリアで需要が高まっているため、新ヴィンテージ・リリース後も即完売となるアイテムが続出しております。
- Blank Canvas Pinot Noir Escaroth Vineyard Marlborough[2019]
- ニュージーランド/マールボロ
- スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: やや重口
- ピノノワール100% おすすめピノノワールを見る
- 750ml