フリーマンが自社畑ユーキ・エステートのブドウから、シャンパーニュ製法(瓶内2次発酵)で造るスパークリング・ワインです!!
ナパ・ヴァレーの名門「シュラムスバーグ」でワインメーカーをしていたクレイグ・ローマー氏の協力を得て、スパークリングワインを造りました。
■栽培について
自社畑ユーキ・エステートは、太平洋からわずか8kmの標高300mほどの場所に位置する畑です。この畑に、最初に植樹されたのはディジョン・クローンのピノノワールでしたが、2017年にはそのうち0.2ヘクタール分のピノノワールにシャルドネを接ぎ木しました。翌年にはユーキ・エステート初となるシャルドネを収穫し、スパークリングワインのようにさわやかなワインが出来ることを確認しました。
■醸造について
瓶内二次発酵を行う伝統的製法で、デゴルジュマン時に糖分を加えないブリュット・ナチュールのスタイルで造っています。またフリーマン特有のエレガントなハウス・スタイルとこの特別な畑の特徴を余すことなく表現できるよう、醸造にはミニマルな姿勢をとっています。ユーキ・エステートのブラン・ド・ブランの果実味の豊かさは、この畑の魅力を見事に体現しています。
澱と共に樽で一次発酵させることで、ワインのキャラクターがさらに豊かになりました。また、フレンチオークの旧樽を使用することで、ワインにストラクチャーと香りが加わります。さらに、無濾過で仕上げることで、ボディを損なうことなく、自然な透明感が生まれます。そして、瓶内でさらに発酵させることで、酵母由来の特有の風味が一層引き立ちます。
■フリーマン・ヴィンヤード&ワイナリーについて
フリーマン・ヴィンヤード&ワイナリーはケン・フリーマンと、日本人の奥様のアキコによって、2001年に設立されました。
フリーマンが設立された2000年代は、カリフォルニアでは果実味たっぷりのワインが生産され消費されていたブームの真っ只中ですが、彼らは、そんなトレンドに影響されることなく、有機農業を基本としながら、バランスが取れた上品なワインを醸造するという自分達の信念を貫いています。
結果、フリーマンのワイン・スタイルはカリフォルニアはもとより、世界からも注目を浴びるようになり、各国の著名なレストランのワインリストに採用されて、小さいながらも著名なブランドに成長しました。
2015年4月、安倍晋三元首相を招いて行われたバラク・オバマ元大統領のホワイトハウス公式晩餐会に、涼風シャルドネが供され、一躍脚光を浴び、2021ヴィンテージは、岸田首相とアメリカのカマラ・ハリス副大統領と国務長官との昼食会で3種類のフリーマンが再び使用されました。
- Freeman Yu-ki Estate Blanc de Blancs[2020]
- アメリカ/カリフォルニア/ソノマ/ソノマコースト
- スパークリング ワイン色: 白甘-辛: 辛口
- シャルドネ
- 750ml