甘みと酸のバランスが素晴らしい味わいの、やや辛口リースリング!!
■生産者のコメント
デリケートで、トロピカルフルーツ、アプリコット、ネクタリン、パイナップルのニュアンスが溢れています。レモンのような柑橘類とアカシアの花が甘さのバランスを上手くまとめています。
■ヴィンテージについて
例年より2週間ほど遅れて芽吹きと開花が始まりました。夏の気温は穏やかで涼しく、秋の天候は極めて良好で 晴天と乾燥した日が続き、夜は涼しい天候でした。この為ブドウは10月までゆっくり完熟しました。
■畑について
ドクター・コンスタンティンによって、フィンガーレイクスに初めて持ち込まれたリースリングは、1958年に植樹されてから、現在も生育しブドウが収穫されています。
このワインには、キューカ・レイクの畑に植えられた、1958年のブドウの他、1962年、1968年、1976年、1999年、2006年、2012年(クローン88、90、11、318、 239、 49、 110、 38)に植樹されたブドウと、セネカ・レイクの畑では、2007年、2008年、2010年、2012年(クローン90、356)植樹のブドウを使用しています。
キューカ・レイクの畑の土壌は浅く、頁岩(けつがん)を基盤としており、ミネラル感、酸味、エレガントさをワインにもたらします。また、セネカ・レイクの畑は、キューカ・レイクの畑よりも気温が数度高く、土壌は深く、シルトロームの土壌によって、より熟した果物のニュアンスが得られます。
■醸造について
収穫したブドウは、除梗した後プレスを行います。ステンレスタンクで発酵、マロラクティック発酵は行いません。樽は未使用、5ヶ月の澱熟成を行います。残糖22g/L、pH3.11。アルコール度数11.5%。
■ドクター・コンスタンティン・フランクについて
ヨーロッパ移民でありブドウ栽培博士のコンスタンティン・フランクによって、1962年にケウカ湖畔に設立されたワイナリーです。
コンスタンティン博士が、寒冷地であるニューヨークでヨーロッパのブドウ品種の栽培を成功させた「ヴィニフェラ革命」によって、ニューヨーク州でヨーロッパ系品種の高品質なワイン造りが本格的に始まりました。
現在は、地元コーネル大学とオーストラリアのアデレード大学に学びWSET Diplomaも持つ4代目のメーガン・フランクが指揮を執り、これからの時代のワイン消費を担うミレニアル世代の女性の一人として、ワイナリー経営にも手腕を発揮しています。
- Dr. Konstantin Frank Semi Dry Riesling[2019]
- アメリカ/ニューヨーク/フィンガーレイクス
- スティル ワイン色: 白ワイン甘-辛: やや辛口
- リースリング100%
- 750ml