このアレグロは、カスターニャ のフラッグシップ・ワイン「ジェネシス・シラー」のセニエから生まれる希少なロゼ・ワインです!!
ちなみに、セニエとは、ロゼワインの製法のひとつで、赤ワインの様に果皮と果汁を一緒に発酵させ始めますが、ある程度経ったところで、果汁だけを一部、別のタンクに移して発酵させる製法です。■輸入元のコメント
ファースト・ノーズは、まるで香水。ローズペタルの華やかな香りとアプリコット的な濃密でアロマティックなストーンフルーツの個性が感じられます。
口の中では、ダークチェリーやグリオットに、ハーブウォーターを吹きかけた様な得も言われぬヴェルモットのインプレッション。艶めかしい野性味が溢れるアロマに、ヴェルヴェットの表面で口の中を優しく撫でられている様なテクスチャー、全てのコンポーネントが高いレベルで保たれています。
ロゼという夜明けがあるのであれば、このアレグロ(Allegro)はその金星です。
■栽培・醸造について
フラッグシップ・ワイン「ジェネシス・シラー」と同じ自社畑のブドウが使われています。手摘みで収穫、手作業で選別しています。2年以上使用した225Lのオーク樽で発酵と熟成。ラッキング(沈殿してくる澱を取り除くこと)した後に、1年の樽熟成を行っています。
■カスターニャについて
カスターニャは、ジュリアン&キャロラン・カスターニャ夫妻が創業したオーストラリアでは数少ない 100%バイオ・ダイナミックでブドウを栽培しているワイナリーです。
キャロランはバイオ・ダイナミックに精通しておりブドウ栽培を担当、ジュリアンが醸造を担当しています。
ジュリアンは、フィルムとテレビのディレクターとして活躍しましたが、次第にワインの虫がうずき始め、ヴィクトリア州北東部ビーチワースにあるジャコンダで働きブドウ栽培と醸造を本格的に身に付けました。
この頃、防護服に身を包み、畑に除草剤や除虫剤のスプレーを撒くことに疑問をもち始め、1997年に独立した際は、最初からバイオ・ダイナミックの農法を実践しています。
最初のワインである1998年は隣の畑からブドウを購入して造りましたが、1999年からは自社畑のブドウを用いています。栽培しているのはシラーズ、ヴィオニエ、サジョヴェーゼなど。
特に、シラーに少量のヴィオニエをブレンドしたコート・ロティ・スタイルで造られるジェネシス・シラーが知られており、世界的に高い評価をうけています。
- Castagna Alegro[2021]
- オーストラリア/ヴィクトリア/ビーチワース
- スティル ワイン色: ロゼワイン甘-辛: 辛口
- シラー、少量のヴィオニエ
- 750ml