ロワールLoire

鮮やかな紫のエッジを伴うルビー色。チャーミングな赤い果実のアロマと品種由来の土っぽいニュアンス。果実味と酸味のバランスがとれ、フレッシュ感溢れる味わい。タンニンは丸く、舌触り滑らかなミディアムボディ。

ガーネットの輝きを持つ魅力的なサーモンピンク色。赤い果実（イチゴ、ラズベリー、野イチゴ）や黒い果実（ブラックベリー、ブルーベリー）のフローラルでフルーティーな溢れんばかりのアロマ。口中でのアタックは、程よくまとまり感があり、このワインのアロマティックな豊さを裏付けている。ミックスサラダ、白身のお肉、鶏肉、魚のグリルと相性が良い。残糖14.40g/L(2020年ヴィンテージ)。

ピーチやマルメロなど華やかな果実の香りをもち、蜂蜜のような粘着性も感じられる。辛口だがその凝縮感から甘味さえ覚えるほど。風味の中盤から生き生きとした酸味とミネラル感が盛り上がり、ワインにフレッシュ感をもたらす。ヤマメやイワナなど川魚と合わせてみたい。

白桃やライチ等の白い果実を想わせる風味で、ボディと新鮮な酸味、ミネラルのバランスも良いワインです。

土壌：粘土石灰質、底土は石灰質

ステンレスタンク、ステンレスタンクにてマロラクティック醗酵 ステンレスタンク熟成 6－8カ月

ヴーヴレは決して早飲みのワインではない、という信条で、熟成して飲み頃を迎えたワインだけを出荷する拘りのドメーヌ。糖と酸の絶妙な調和をお楽しみください。

土壌：火打ち石の多く混ざった珪土質

熟成：ステンレスタンク熟成 9カ月

しっかりした泡立ちとほのかな熟成香が特徴。ドライフルーツや蜂蜜を想わせる香りが複雑で、味わいのバランス良いワインです。

土壌：石灰質、粘土質

瓶内二次醗酵 瓶内熟成36カ月

ボルドー出身のティエリージェルマン氏が1992年に当ドメーヌを取得。1904年に植樹されたブドウ樹があるこの区画に出会ったとき、同氏が感銘受け涙したという素晴らしい畑。手摘み収穫、選果、全除梗、16-22度で10-15日間ストッキンガーの木桶で発酵。2500Lのフードルで12ヶ月熟成。小粒だが存在感のある黒系果実の香り。しっかりとした骨格で品があり高いポテンシャルを感じさせる凝縮感のあるワイン。
アルコール度数：12.5％

オベール ド ヴィレーヌの妹夫婦が1971年に設立したドメーヌ。現当主は長男のシリル ド ブノワ。(次男ピエールはブーズロンのドメーヌ ド ヴィレーヌを運営。)生産量の約90％が輸出されています。｢プラント フロワード｣区画から造られるキュヴェ。手摘み収穫。長く、ゆっくりと圧搾を行うことで厚み、アロマ、果実味を最大限に引き出しています。ステンレスタンクと樽で発酵、熟成させます。白い花や柑橘果実にハーブのニュアンスの繊細な香り。いきいきとした果実とエレガントな酸、ほのかな塩味が調和。繊細ながら骨格があるエレガントなワイン。
アルコール度数：13.0％

カベルネ・フランから造られる白ワイン。カベルネ・フランは樹齢45年で、十分に成熟を迎えた時に収穫され、フレッシュさ、風味、テンションがある。カベルネ・フランをダイレクトプレス後、12カ月間の樽熟成と6カ月のステンレスタンク熟成。

カベルネ・フランとカベルネ・ソーヴィニヨンをアッサンブラージュした特別キュヴェ。ヴィオレットの名前が表すように、エッジは紫を帯び、トップノーズにもスミレが感じられる。続いて、完熟したラズベリーやブラックベリー。緻密でタイトな構成のボディとストラクチャーをもつ一方、喉越しはしなやか。

エッジに紫を帯びた深い色調。香りは完熟したラズベリーやブルーベリーに、土っぽいニュアンス。ボディがしっかりとし、堅牢な骨組みを感じさせる。贅肉は削ぎ落とされた筋肉美。ロワールのカベルネ・フランの常識を覆すワイン。

2012年植樹で初ヴィンテージは2015年。フレッシュで真っ直ぐなワインで、白や黄色の果実、アカシアの花の香りがある。バターのような、わずかにトーストした風味が現れ、ワインのバランスを決定づけるテロワール由来のミネラルの酸味に支えられている。

樹齢60から90年という超古木のグロローから造られたワイン。グロローといえばロゼ・ダンジューのイメージが強いが、それとは全く異次元の世界。凄まじいまでに密度が濃く、奥行のある味わい。肉付きのよい一方、ロワールらしいミネラルがアフターを締める。

タボルデのトップキュヴェ。熟した柑橘系の果実味を引き締まった酸とミネラルが支える、非常に調和のとれた一本です。

土壌：キンメリジャン期の泥土と石灰岩土壌

オーク樽（天然酵母）/ ＭＬＦ有 オーク樽（仏産 600Ｌ）にて12か月の後、ステンレスタンクにて6か月

1945年に設立。33haを所有。土壌のそれぞれの特性を生かして区画毎にワインを造り、ラベルに畑名を表示しています。石灰質土壌の区画のブドウを使用。熟した赤系果実の香り。口に含むとジューシーな赤スグリ、チェリーなどに加えスパイスも。タンニンもしっかりと感じます。
アルコール度数：14.0％

買いブドウで造るヴーヴレ。柑橘類を想わせる爽やかなアロマ。フレッシュな果実味、心地よい酸とミネラルのバランスがよく、若いうちから楽しめます。

土壌：粘土、火打石、石灰石

ステンレスタンク（天然酵母） ステンレスタンク熟成 2カ月

エッジに紫を帯びた深い色調。香りは完熟したラズベリーやブルーベリーに、土っぽいニュアンス。ボディがしっかりとし、堅牢な骨組みを感じさせる。贅肉は削ぎ落とされた筋肉美。ロワールのカベルネ・フランの常識を覆すワイン。

2007年にセドリック、ヴェロニック夫妻がドメーヌを取得し、その後の改革を通して品質を大幅に向上させました。 ロワール河下流に位置し、海洋性気候特有の温暖な冬や夏場の十分な日照時間に恵まれています。特長的なのはワインにグラ(厚み)を与えるため、熟成中にルモンタージュを行います。エニシダ(深緑の植物)、カシスの芽、グレープフルーツなどのアロマが立ち込め、直線的なミネラルを思わせる風味があり、飲み飽きしないスタイル。
アルコール度数：11.5％

ミュスカデの熟成の可能性を体現する、長期熟成のキュヴェ。このアペラシオンでは珍しく手摘み収穫。1.23haに植えられた樹齢40-74年のブドウから造られ地下のガラス製タンクで45ヶ月、澱と共に熟成。鮮やかな黄金色。アプリコットやオレンジに加えトーストの香ばしい香り。砂糖漬けにした果物のような甘さを含んだ果実味が心地よいワイン。若いミュスカデとは一線を画す、ユニークなワインです。
アルコール度数：12.5％

代々ブドウ栽培を行っているペロー家。現在の当主からドメーヌ元詰めを実現、兄弟で栽培と醸造を担当しています。

最低でも3年の瓶熟を経た後に出荷される、単一区画のミュスカデ。熟した果実にデリケートな白い花、柑橘系。香りは複雑で落ち着きがあり、ブリオッシュを思わせる香ばしさ。口に含むと凝縮度が強く感じられ、ピュアな酸味と充実した酸味が調和し、アフターに心地よい旨味が広がる。別格のミュスカデ。