アラン スコットAllan Scott
エリザベス女王から叙勲を賜ったマールボロのパイオニア
アラン・スコットは1990年に設立された家族経営のワイナリーで、マールボロ地区で最初のワイナリーの一つです。
ワイナリーの名前『アラン・スコット』は、創業者の名を冠しています。1970年代初頭、ニュージーランドにおいて、産業としてのワイン造りを目指して、ブドウの苗木がマールボロに植えられました。その時の、栽培チームの一員だったのがアラン・スコットでした。
その後、アラン・スコットはコーバンズ・ワインズにヘッドハントされ、上級栽培管理者、さらには葡萄の醸造チームとして活躍しました。この経験が、後に自身のワイナリー設立に繋がったといいます。
1990年より、自身の名前でワインをリリースし、今ではデザートワインからスパークリングワインまで、幅広いラインナップを揃えております。
アラン・スコットは2011年6月、ニュージーランドのワイン産業への貢献を讃えられてエリザベス女王の誕生日の叙勲の栄誉を授与されました。
現在、ワイナリーでの仕事の中心は、創業者のアラン・スコットから、長男のジョシュ・スコットに移りつつありますが、これまでの伝統を引き継ぎ、マールボロらしいワインを生み出し続けています。
アラン・スコットのバラエティ豊かなワイン
家族経営のワイナリーとなると、「少量・少品種・高品質」を目指すワイナリーが多い中、アラン・スコットは比較的、多品種のワインを世に送り出しています。
中でも、他のワイナリーが、あまり生産していないスパークリグワインのバラエティは4種類に及びます。