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ニュイ・サン・ジョルジュの南側にある畑。若いうちは夏の果物やブラックベリーのアロマが広がり、熟成が進むと植物や動物のニュアンスを帯びるようになる。ストラクチャと活気のある果実味が豊富な味わい。

メドック格付け2級のCh.Montroseがリリースするセカンドワイン。Ch.Montroseと同じ畑のブドウからつくられる。赤い果実の香り、しなやかさとタイトな骨格を兼ね備えた力強い口当たりの後、やわらかなタンニンが口中に拡がる。

この畑はヴォルネイの村と有名なクリマ“レ・リュジアン”の境に位置する。面積は1.44ヘクタールで、年間生産量は約7000本。ジャロリエールのワインは力強く味わい深く、タンニンもリッチ。良いヴィンテージは数年待つと最高潮を味わえる。

深い紫色。煮詰めたような甘みを感じる赤系果実のアロマに、味わいにはピノ・ノワール特有の素朴さを持ち合わせる。程よい酸は、熟成も期待できるが、若いうちは、動物的なニュアンスも感じられるフルボディのワインで、ブーケは熟成と共に進化する。

2021ヴィンテージは、17年にわたる畑の管理と白ワイン造りの経験と、コス・デストゥルネル・ブランの素晴らしい資質が実を結んだものである。非常に親しみやすく、フレッシュ・アーモンドのまろやかなノートは金柑のような小さな甘い柑橘類のフレッシュさと甘さ、そしてジャスミンの花の香りに引き立てられる。

平均樹齢は40年。若いうちから親しみやすく、繊細で洗練されたワイン。ブルーベリー、レッドカラント、ストロベリーがはっきりと表現されている。スモーキーでチョコレートのような香りとシナモンのタッチがさらに複雑さを加え、まろやかさとエレガンスの間にある、喜びのワインの骨格を形成している。

Tejca Vedrignano II Cruはエレガントでミネラリーなワイン。桃、ライチの風味、美しい酸のフレッシュさが長く続く。その持続性と繊細さがストラクチャーのある洗練された白ワインを生み出し、フレッシュさと複雑味の理想的なバランスも見られる。

パワフルでストレートでミネラリーなワイン。桃、グレープフルーツ、バターの風味と美しい酸がバランスよく、長く楽しめる。このワインのパワフルさは鮨の繊細さにぴったりだろう。

ラ・ペリエ―ルはグラン・クリュ「マジ・シャンベルタン」の下方に位置する。砂利混じりの石灰粘土質。ルビーの色合いでジュヴレの特徴がよくでている。若いうちからフローラルの複雑さ、そして皮革の香りが秀でている。タンニンは顕著だが柔らかい、傑出したバランスのよさを持つワイン。

デレ、シルヴィー、ジュスティス、ジュヌ・ロワからなる村名ジュヴレ・シャンベルタン。このワインも樹齢80年になるヴィエイユ・ヴィーニュである。房も実も小さく、自然に凝縮したワインが生まれる。これぞジュヴレというがっしりしたストラクチャーだが、完熟した果実味がタンニンをオブラートのように包み込み、喉越しは滑らか。

様々な岩石、泥灰岩、砂、赤泥土、大き目の砕石から成る石灰質土壌。洗練されたタンニンが魅力的な質感。プルミエ・クリュへの期待を全く裏切らない優美なワイン。