ボルドー系品種ブレンドの調和の中にシラーのスパイシーさがアクセントを添える。独特のスパイシーさが肉料理を引き立てる。
フランス随一の名醸地の古名を付したこのワインは、5種の黒ブドウをブレンド。19世紀のボルドーの手法に倣い少量のシラーを含む。カベルネシリーズに比べ味わいはより上品に引き締まっている。契約畑/発酵:ステンレスタンク、熟成:フレンチ&アメリカンオーク(20%新樽)にて
■ワイナリーについて
デイヴィッド レイミーはUCデイヴィスを卒業後ボルドーのCh.ペトリュスにて修業を積み、帰国後はマタンザス クリーク、チョーク ヒル、ドミナスやラッドなど超一流ワイナリーのクオリティをその優れたセンスと経験で支え続けた。1996年妻のカーラとともに自らのワイナリーを起ち上げると、彼の「魔法の杖」に惚れ込んだ超一流のヴィンヤードオーナー達が次々と最高のブドウを提供、そのワインはまたたく間にカリフォルニア最高との評価を得た。レイミーのスタイルはカリフォルニアらしいリッチさをしっかりと感じさせつつ口中に染みこむような繊細さを併せ持ち長い熟成の後にさらに深みを持つ独特のバランスにある。デイヴィッドは理論派であるだけでなく、情熱的で妥協をしない。常に常識に疑問の目を向け、月並みを嫌い、挑戦し続ける彼の指導を受けた造り手たちが今カリフォルニア各地で活躍している。
現在デイヴィッドの娘クレアと息子アレンもチームに加わり父をサポート、ウエストサイド ロードにある古い建物を改築し新ワイナリーを建築中。レイミーの新しい時代がスタートしようとしている。
- RAMEY Claret North Coast[2018]
- アメリカ/カリフォルニア/ノースコースト
- スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口
- カベルネソーヴィニヨン55%、メルロー24%、カベルネフラン10%、シラー9%、プティヴェルド2%
- 750ml