オークヴィル地区で唯一、自社畑のジンファンデルを名乗れる逸品!!
■テイスティング・コメント
鮮やかで深いルビーの色調。黒系の果実、杉、カルダモンなどのスパイスのアロマ。口に含むとブラックチェリー、干しあんず、ラズベリーの味わいと、まろやかでしっかりとしたタンニンがあり、驚くほどバランスが取れてとてもエレガント。アフターにはさわやかな余韻が感じられます。今飲んでも美味しいですが、熟成させるとさらに広がる味わいに驚かされます。
■畑について
ペリッサ・ヴィンヤードは、1993年に購入し、創業者アンドリュー・ペリッサの名前を冠したものです。このヴィンヤードは、かつては「BV7」という名前で、ボーリュー・ヴィンヤードのジョルジュ・デ・ラトゥールで使用されていたカベルネの畑の一部でした。
22ヘクタールの畑の内、4.5ヘクタールはジンファンデルが株仕立てで植えられており、ドライ・ファーミングが施されています。ブドウの果実は小から中程度の大きさで、深い色の抽出が特徴です。
現在、エステート(自社畑)・ジンファンデルと名乗れるワインは、ナパヴァレーのオークヴィル地区において、このペリッサ・ヴィンヤードから生産されるものだけです。そして、このヴィンヤードは米国農務省認定の有機認証機関CCOFから、オーガニック認証を受けています。
■醸造について
アメリカン・オーク樽96%(うち新樽50%)、ハンガリアン・オーク新樽4%にて18か月間熟成しています。
■ゴースト・ブロックについて
なだらかな小さい丘に位置するゴースト・ブロックとは、ナパの中心地であるヨントヴィルの北端にある小さな墓地で、150年前から眠りにつくナパのパイオニアと称されるワインメーカー達に敬意を表してつけられた名前です。
創業者のアンドリュー&ベーブ・ペリッサ(現オーナーのアンドリュー・ホクシーの祖父母)は、1902年に移民としてサンフランシスコに着いて、すぐにカリストガに土地を入手し、以後一族は、100年以上もナパでブドウ栽培を手掛けています。オーガニック認証を受けるナパ・ヴァレーのブドウ栽培者の中で、一族は最大の作付面積を誇ります。ゴースト・ブロックの自社畑は全て California Certified Organic Farmer(CCOF)からオーガニック認定を受けています。
現オーナーのアンドリュー・ホクシーはカリフォルニア州ワイン用ブドウ栽培者組合からグローワー・オブ・ザ・イヤー2019年の名誉ある称号を授与されました。
- Ghost Block Zinfandel Pelissa Vineyard Oakville[2021]
- アメリカ/カリフォルニア/ナパ/ナパヴァレー/オークヴィル
- スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口
- ジンファンデル100%
- 750ml