ゾッカーZocker
エドナヴァレーのパイオニアによる挑戦
ドイツ語でギャンブラーを意味する“ゾッカー”は、エドナヴァレーにおけるブドウ栽培のパイオニア、ニヴェンファミリーワインズの手掛けるブランド。
グリューナー・ヴェルトリーナーと、リースリングに特化したワインを手掛けています。
グリューナー・ヴェルトリーナーは食事と合わせやすいワインである反面、国内では珍しいブドウ品種。また、リースリングはそれほど珍しくはありませんが、ゾッカーでは独自のアプローチで新しいスタイルを追求しています。
“ゾッカー=ギャンブラー”の名前通り、挑戦的で冒険心をもったワイン造りは、世界中の大会で高く評価されています。
パラゴンヴィンヤードについて
ゾッカーの畑は、セントラル・コーストの海からわずか数マイルのエドナ・ヴァレーに位置しています。カリフォルニアで最も冷涼なAVAであるエドナヴァレーに、ニヴェン家が所有している歴史あるパラゴン・ヴィンヤードのブドウを使用し、ワイン造りが行われています。
ジャック・ニヴェンは、1973年にパラゴン・ヴィンヤードを設立した、エドナ・ヴァレーにおけるワイン用ブドウ栽培のパイオニア。当時、このあたりは酪農場やガルバンゾー(ひよこ豆)が栽培されていましたが、ブドウ栽培はなされていませんでした。
しかし、エドナヴァレーは太平洋に近く海の影響を受けているため、栽培期間が非常に長く、ゾッカーのトレードマークである生き生きとした酸味を保ちながら、畑の果実が十分に熟すことができます。
エドナヴァレーのユニークで大きな可能性に気づいたジャックは、AVA認定への働きかけを行い、1982年、エドナヴァレーAVAは晴れて正式に認定されました。
パラゴンヴィンヤードでは、ジャックが最初のブドウを植えて以降40年以上、ソーヴィニヨンブランを始めとした、冷涼な気候に適した白ぶどう品種を継続的に栽培し続けています。
SIP認証を取得した持続可能なワイン造り
パラゴンヴィンヤードは、セントラルコーストで最初にSIP認定を受けたブドウ園の1つ。SIP認証は、自然環境と人的資源の両方が保護されていることを保証する厳格なサスティナブル認証。
ニヴェン家は2008年にSIPパイロットプログラムに参加しました。現在、カリフォルニア州で最大のSIP認定ブドウ園の1つです。
ブドウ園内に、複数のフクロウボックスを設置し害獣の繁殖を抑えたり、ヤギを放牧することで、薬剤を散布すること無く雑草対策を行っています。
\コチラのワイナリーもおすすめ!/
白ワイン専門の姉妹ブランド