ボンテッラBonterra
美味しいビオワインをリーズナブルに
ボンテッラ ワイナリーの歴史
フェッツァーは1983年からブドウ畑の周りで野菜や果物を無農薬で育てていました。この野菜と果物の美味しさからヒントを得て、1987年からオーガニックワインの生産を開始、これがボンテッラの始まりです。現在800haの有機栽培農園を所有し、一部ではビオディナミ農法も取り入れた栽培も行っています。
ボンテッラとはフランス語、ラテン語の造語で「良き土、良き大地」を意味します。
ボンテッラの栽培
サンフランシスコから北に約200km、メンドシーノに畑があります。西側は寒流の流れる太平洋に面し、産地と森林が多い場所です。昼夜の温度差が大きく、夏の湿気が少ないため、成熟がゆっくり進み、凝縮感のあるブドウが育ちます。
化学肥料や農薬、殺虫剤を使わず、カバークロップとしてクローバーや豆などを植えることにより、土壌に有機物質や窒素がもたらされ、柔らかい土ができあがります。また、虫や動物たちを排除するのではなく、畑の周りに動物たちが好きな植物を植えたり、畑にニワトリを放し害虫を食べさせるなどし、共存しながらブドウ栽培を行っています。
そのため、ボンテッラの畑は、春には花が咲き、畑の周りには緑が茂り、鳥や動物たちが伸び伸びと暮らしている、自然豊かな環境となっています。
ボンテッラの醸造方法
ボンテッラのワインは畑のすぐ近くにあるフェッツアーのワイナリーで醸造されています。フェッツァーは持続可能なワイン造りのため、ワイナリーの屋根にソーラーパネルを設置し、瓶やダンボールなどを再利用し、作業にはバイオディーゼルカーを使うなど、様々な工夫を実践しています。
ワイン造りにおいては、ブドウの果実味をそのまま生かすために、樽のニュアンスを出し過ぎず、ボルドーなどの伝統的なワイン産地を思わせるようなエレガントさを表現するようにしています。元シャトー ラトゥールの醸造責任者である、クリスチャン・ル・ソメール氏のコンサルタントを受けています。