バイリヤーナ、ゾッカー、タンジェント、トゥルー・ミスというワイン・ブランドを手かげるジャック・ニヴェンは、1973年にパラゴン・ヴィンヤードを設立した、カリフォルニアのエドナ・ヴァレーにおけるワイン用ブドウ栽培のパイオニアです。
ジャック・ニヴェンの妻キャサリンが、カリフォニアに来てすぐにプロジェクトを開始し、現在のバイリヤーナ・ワイナリーに発展させました。セントラルコーストの豊富にあるアカシア・バイリヤーナの木に因んで、バイリヤーナ・ワイナリーと名付けています。
1990年代半ば、二人の息子、ジェームズとジョンが隣の土地を購入し、パラゴン・ヴィンヤードを拡張しました。彼らは、この新しい区画をデザインし、この土地に適したクローン、品種、台木を選んで植樹しました。彼らはこの区画を、この地域の死火山と、その結果生じる火山性土壌に敬意を表して、「Firepeak」と名付けました。
熟したチェリー、ブラックベリー、シナモン、タバコのアロマがグラスから溢れ出し、美しくバランスのとれたピノ・ノワールです。ダークフルーツ、ブルーベリー、ルートビール、コーラのフレーバーは、程よい酸味とストラクチャーによって引き立てられています。ソフトでしなやかなタンニンが美しいフィニッシュを生み出しています。
■エドナ・ヴァレーについて
サザン・オレゴン大学の調査によると、エドナ・ヴァレーはカリフォルニア州で最も冷涼な産地であり、太平洋からわずか5.4マイル(約8.7km)しか離れていません。そのため、生育期間が長く、この地で栽培されたブドウは、最適な熟成レベルを達成しながら、力強く、複雑な品種の風味を醸し出すことができます。
悪魔の土として知られる、エドナ・ヴァレー北部の土壌もまたユニークです。アイラ・ヒル(Islay Hill)はセブン・シスターズと呼ばれる死火山群の最も南に位置するため、火山の残骸が粘土質のロームと岩石質の海洋堆積物と結合し、栄養分と水はけの良さが特徴的です。
- Baileyana Pinot Noir Firepeak Edna Valley[2018]
- アメリカ/カリフォルニア/サンルイスオビスポ/エドナヴァレー
- スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: やや重口
- ピノノワール100% おすすめピノノワールを見る
- 750ml