ラジエ メレディスLagier-Meredith
DNAブドウ探偵 が引退後、夫婦で手がける至高のシラー
DNA鑑定により、カベルネやシャルドネ、ジンファンデルなど長らく『謎』とされていたブドウ品種のルーツを突き止め、多大なる貢献をした権威、UCディヴィス校元教授のキャロル・メレディス博士。
『ラジエ・メレディス』は、科学者の立場から見た厳しい分析力を持つ、キャロル・メレディス博士と、ロバートモンダヴィにて様々な研究に携わった夫のスティーヴン・ラディエ氏が、たった二人で栽培から醸造までを行う品質本意の小さなワイナリー。 シラーを含む数種のみを作り、年間生産量はわずか600ケースのみ。
ワインへの深い愛情を合わせ持つ夫婦が作る味わい深いワインは、多くのプロがカリフォルニアのベストシラーに挙げる品質です。
また、ラジエ・メレディスがブドウ作りを行うマウント・ヴィーダーは、ナパの南西部に位置し東向きの畑で、標高が400mと高く霧の影響は受けず、サンフランシスコ湾からの冷たい空気が到着します。
その為、超一流のワイナリーが軒を連ねるナパ中心部に比べ夏の気温が3-5℃低くシラー100%から作られるこのワインは北ローヌのようなニュアンスを持ち合わせスパイシーな味わいに仕上がっています。
ラジエ メレディスのワインは評論家や愛好家達の絶賛を受け入手困難。科学者としての功績が注目されるキャロル・メレディスですが「なぜシラーを植えるのか?」という記者の質問には「好きだからよ」と受け流すといいます。
高品質&少量生産のいわゆる「カルト」ワインでありながら コストパフォーマンス抜群の1本です。
現在ではモンドゥーズやトリビドラグ(ジンファンデル)などユニークな品種を植樹し素晴らしいワインを造っています。