リッジが誇るフラッグシップの赤、世界最高のカベルネ・ブレンドのひとつ!
ボルドー五大シャトーに比肩しうる品質でありつつ、世界のどこにもない唯一無二の個性をもつ偉大なワインです。
■生産者のコメント
紫がかったルビーの色調。熟したブラックベリーの果実味、樽由来のスパイス、アニス、スミレ、砕いた石灰岩を思わせる香りがあります。
口に含むと、芳醇な野山のフルーツと共に、フェンネル、甘いオークのニュアンス、骨格あるタンニンと引き締まった酸が感じられます。力強い複雑味と余韻の長さが素晴らしいワインです。
■栽培について
モンテベロの畑は、カリフォルニア/サンタ・クルーズ山脈の標高396~841メートル、50キロ北のサンフランシスコを見降ろす、西の太平洋まで24キロの場所で、1886年に拓かれました。
土壌は、小さく割れたフランシスカン・グリーン・ストーンに埴壌土の混じる土壌で、破砕石灰岩の下層土が下にあります。
■醸造について
最低限の人為的介入という我々の哲学に沿って、すべての工程が行われました。
手作業で収穫されたブドウは、除梗と選果を行い、天然酵母で発酵。マセレーション開始後、9日目に圧搾した後、樽に移し、天然乳酸菌でマロラクティック発酵100%を行います。29個の発酵タンクの内、酸の高かった2つのタンクは、炭酸カルシウム(0.10g/L)を加え、酸を和らげています。
熟成は、アメリカンオーク樽(95%)、フレンチオーク樽(5%)で、共に新樽を100%使用し、17ヶ月間行います。
亜硫酸の添加(破砕時に35ppmを添加し、熟成期間中92ppmを追加)は、最小限に留めています。パッド・フィルターで濾過し、その後、瓶詰めを行います。アルコール度13.7%。
■リッジ・ヴィンヤーズについて
リッジ・ヴィンヤーズは、カリフォルニアを代表する名門ワイナリーで、1986年より大塚製薬株式会社が保有しています。その名声は米国内のみならずヨーロッパにも轟いており、世界最高峰のワインを安定的に産み出す醸造所として、絶え間ない賞賛を浴び続けています。
ワイン造りのアプローチは、伝統的な手法を重視し、ブドウ栽培、ワイン醸造の両面において極力自然なプロセスを導いてやるというもの。不世出の天才醸造家にしてリッジの象徴でもある総帥ポール・ドレーパーは、40年以上にもわたって、極めてバランスに優れ、長い寿命を持つ卓越したワインを造り続けてきました。
リッジは、単一畑が持つ「その土地らしさ」の表現にも、創立以来一貫してこだわり続けており、ワインのほとんどに単一畑名が冠されています。
- Ridge Monte Bello[2017]
- アメリカ/カリフォルニア/サンタクルーズ/サンタクルーズマウンテンズ
- スティル ワイン色: 赤ワイン軽-重: 重口甘-辛: 辛口
- カベルネソーヴィニヨン73%、メルロ15%、プティヴェルド8%、カベルネフラン4%
- 750ml