ボルドーBordeaux

しっかりした深い色調。よく熟したブラックベリーやダークチェリー、カシスなど黒い果実のアロマがきれいに現れ、シナモン、甘草などのスパイシーさ。果実味高く、キメ細かなタンニンはその果実味の中にきれいに溶け込んでいる。アフターに香ばしくカカオが香る。

メドック格付け2級シャトー ピション ラランドの前所有者ランクザンが1997年にラランドから数キロの距離に位置するこのシャトーを取得。土壌調査、醸造設備一新などラランド同様の目覚しい品質向上を果たしました。35ha所有、CS50％、ME44％、CF4％、PV2％を栽培。シルキーで滋味深い味わいのワインです。
アルコール度数：13.5％

濃厚な黒果実の風味に加え、バニラ、コーヒーなど魅力的なアロマが広がります。アフターにはオークの風味と滑らかなタンニンが広がります。複雑かつ優雅な余韻が楽しめる重厚な１本。

土壌：南向きの粘土石灰質

ステンレスタンク オーク樽熟成12カ月（新樽比率30％、仏産、225Ｌ）、ステンレスタンク熟成6カ月

パインやモモのふくよかなアロマ。口当たりはフレッシュで爽やかな味わい。堆肥や有機肥料を活用した自然に優しいワイン造りを実践したワイナリーです。

土壌：粘土石灰質

ステンレスタンク ステンレスタンク

ボルドー右岸でコストパフォーマンスの高いワインを造るＦ.ジャヌイクス氏のサン テミリオン。完熟した果実の旨味を持ち、舌触りは滑らかです。

土壌：砂質、砂利質

セメントタンク フレンチオーク樽にて12カ月（225Ｌ、新樽比率20％）

希少なガレージワインとして世界的評論家にも注目されるサン テミリオン。樹齢１００年、年間約五千本のみ。完熟したブラックベリーの芳醇な果実味と豊かなボディ、複雑なミネラル。

土壌：砂、粘土、石灰質、酸化鉄

2層式円錐型ステンレスタンク（500Ｌオーク樽でＭＬＦ） フレンチオーク樽で18カ月（500Ｌ、新樽比率100％）

９０年代にガルサン カティアール家が所有してから目覚しい品質向上を遂げ、ペサック レオニャンの星のひとつとパーカーに評されるほどに至ったシャトー。

ラフィット等４つの１級シャトーのコンサルタントとして有名なボワスノ氏が自身で所有するシャトー。完熟した黒い果実やチェリーの風味を持つ、バランス良い味わいの赤ワインです。

土壌：砂利、下層に粘土

ステンレスタンク オーク樽熟成18カ月（225Ｌ、新樽比率30％）

格付２級のローザン ガシーが所有し、サン テステフに隣接する村にあるクリュ ブルジョワ級シャトー。クラシックなスタイルで、骨格のあるバランスの良い味わいです。

土壌：砂利、砂質

コンクリートタンク オーク樽熟成12カ月

ゴンザッグの兄弟が経営するシャトー ブラーヌ カントナックで造られる数量限定の白ワイン。豊かな果実味と複雑な樽の風味があり格付シャトーの偉大さを感じる１本です。

土壌：砂の混じった粘土

オーク樽 オーク樽8カ月（225Ｌ、500Ｌ、新樽比率50％）

１９７７年メンツェロプロス家の、大規模な資金投入の結果蘇ったメドック ワインの女王。すべて木樽醗酵 新樽貯蔵という究極のワイン造りによる素晴らしい味わい。

メドック格付中最北端に位置する歴史の古いシャトー。繊細な味わいと豊かな香りは、かつての所有者セギュール侯爵が最も愛したシャトーとしても有名です。

シャトー シュヴァル ブラン及びシャトー ディケムの統括を務めるピエール リュルトンが個人的に所有しているシャトー。土壌は主に粘土石灰質。畑から厳選されたブドウで造られています。上品で滑らかで心地良い果実味が楽しめます。ボルドー通の心をくすぐる一本。
アルコール度数：14.0％

ソーテルヌの格付け1級、シャトー スデュイローが造る辛口ワイン。グランヴァンに使っている区画のブドウを使用。そこにはセミヨンのみが植えられており、樹齢約55年。この2020がファーストヴィンテージで、生産量は千本足らずと極少量。果実や白い花の香りが豊かで、口に含むと非常に上品かつなめらかな口当たりが広がります。

ジャン･リュック テュヌヴァン夫妻が自身の夢をかなえるために1989年に畑を購入し立ち上げたシャトー。少量生産で素晴らしい品質を誇る「ガレージワイン」の先駆けとなりました。ヴァランドロ―が少量生産する白ワイン、ヴァランドロ― ブランのセカンドラベル。2/3は古樽、残りはステンレスタンクで8ヶ月熟成。レモンの皮やグレープフルーツ、青リンゴなどのいきいきとした果物の香りに加えてミネラルを思わせる硬質的なアロマ。溌剌とした酸が樽由来の厚みを支え、絶妙なバランスを生みだしています。
アルコール度数：13.5％

レオヴィル ラスカーズの所有者ジャン ユベール ドゥロンが1997年に購入したシャトー ネナンのセカンドラベル。シャトーが所有する畑の東の丘陵地の若木のブドウから造るワイン。作付面積比率メルロ70％、カベルネ フラン20％、カベルネ ソーヴィニョン10％。粘度、砂質。ポムロールの魅力を表現しており、ワインはふくよかで非常に滑らかでシルキー。早くからも楽しめるワインです。
アルコール度数：13.5％

グラーヴ地区レオニャン村のグランクリュ。赤、白共に名声が高く、生産量が少ないために手に入れにくいワインです。ブドウ果は畑での選果の後、徐梗前、徐梗後にも選果。ステンレスタンクで発酵、16-20ヶ月バリックで熟成(内35％は新樽)、その間4ヶ月はバトナージュを実施。赤黒系ベリーの果実味にコショウのようなスパイス。ミントやリコリスも感じられるが、果実の直線的でフレッシュさが口の中を満たす。フルボディでタンニンもあり繊細さと複雑味を併せ持つ。

メドック格付け2級、レオヴィル ラス カーズが所有するメドックの優良シャトー。2003ヴィンテージよりクリュ ブルジョワ エクセプショネル。濃いルビー色をした、渋味と酸味のバランスの良い、しっかりした風味のワインです。
アルコール度数：13.0％

AOCマルゴーの南に隣接するマコー村(オーメドック)に位置する格付け5級シャトー。主にシャトーの若木から造られ、グランヴァンより早くから楽しめます。通常は｢レザレドカントメルル｣というセカンドラベルですが2017ヴィンテージ限定でこのオランジェリーが生産されました。タンニンはありますが繊細。赤い果実のアロマが心地良く、全体的に丸みを帯びた味わいでほどよい熟成が感じられます。
アルコール度数：13.0％

メドック格付け2級レオヴィル ラス カーズが所有している専用の区画のブドウから造られます。爽やかなバラや熟したブルーベリー、カシスなどの果実の香り。力強さといきいきとした魅惑的な果実味のバランスが良く、安定した質の良さを感じます。
アルコール度数：13.5％