カレラの自社畑マウント・ハーランのヴィオニエ!
カリフォルニアで植えられた最初に植えられたヴィオニエのひとつです。
■生産者のコメント
2017年ヴィンテージは、白桃、スイカズラの花、柑橘類の魅惑的な香りが口に広がり、レモンのメレンゲとジャスミンの贅沢な香りと混ざり合い、明るく爽やかなフィニッシュへ続きます。
■畑について
カレラのマウント・ハーランの自社畑は、モントレー湾から東に40kmにあるガビラン山脈に位置します。このエリアは、石灰岩が豊富で、気候がブドウ栽培に適しています。カリフォルニアにあるぶどう畑の中では最も標高が高く(平均660m)、涼しい場所にある畑です。
このワインに使われるヴィオニエは、カリフォルニアで最初に植えられたもののひとつで、1983年に、南向きの石灰岩土壌の斜面に植樹されました。低収量で、凝縮味と芳香豊かでありながらも、他のカリフォルニアのヴィオニエには無いミネラル感豊かなワインを生産しています。
■醸造について
収穫されたブドウは、発酵を行い、涼しい気候に育つヴィオニオの複雑な魅力を際立たせる為に、フレンチオーク古樽(60%)、ステンレスタンク(20%)、コンクリートタンク(20%)を組み合わせて、14ヶ月間の樽熟成をおこなっています。マロラクティック発酵(100%)。アルコール度14.1%。
■カレラについて
「カリフォルニアのロマネ・コンティ」というキャッチフレーズが有名なカレラ。創業者ジョシュ・ジャンセンが、ブルゴーニュの生産者から影響を受け設立したワイナリーで、エレガントなピノノワールやシャルドネが世界中で愛されています。
実は「カリフォルニアのロマネ・コンティ」という言葉は、ワイン評論家のロバート・パーカー jr.氏によるもの。2003年に、カレラのピノノワールを垂直試飲した際に記事つけたタイトルでした。記事の中でパーカー氏は「カレラは新世界のみならず地球上で最も魅力的なピノ・ノワールのスペシャリスト」と大絶賛したことから、カレラの人気に火が付きました。
長きに渡って人気を誇るカレラですが、創業者のジョシュ・ジャンセンに後継者が居なかったことから、2017年、友人でワイナリーを所有するダックホーン夫妻にワイナリーを譲渡しました。2021年には「ワイン&スピリッツ誌のTOP100 ワイナリー」に選出されており、カレラはますます私達を楽しませてくれるはずです。
- Calera Viognier Mt. Harlan[2017]
- アメリカ/カリフォルニア/サンベニート/マウントハーラン
- スティル ワイン色: 白ワイン甘-辛: 辛口
- ヴィオニエ100%
- 750ml