ショウ アンド スミスShaw + Smith
ショウ アンド スミスの早わかりポイント
- 二人は従兄弟!オーストラリア初のマスター・オブ・ワイン&第一線を走り続ける醸造家
- 冷涼産地アデレード・ヒルズで生まれるプレミアムワイン
- まずは白を飲んでみて!ワイナリーの顔はソーヴィニヨンブランとシャルドネ
繊細なスタイルを表現する最高の相棒! ショウとスミス
ショウ・アンド・スミスは1989年設立、冷涼産地アデレード・ヒルズにあるワイナリーです。
オーストラリアにおけるクールクライメイト・ワインの先駆者であり、繊細なスタイルの味わいを長きに渡り世界へ発信し続けています。
オーストラリア初のマスター・オブ・ワイン取得者マイケル・ヒル・スミス氏、そして国内外で活躍する醸造家マーティン・ショウ氏。従兄弟同士である二人が、自身のワイナリーを持つという長年の夢を叶えるために選び開拓した地は、今や洗練された高品質ワインを生む銘醸地として知られる南オーストラリアのアデレード・ヒルズでした。
アデレード・ヒルズは近接するエデンヴァレーやバロッサヴァレーよりも、昼間で約4℃、夜間で約8℃低いと言います。ショウ・アンド・スミスでは、この冷涼な畑の特性と品種の個性を正確に反映させることによって、活力に満ちた明るい味わいを生んでいます。
ショウ・アンド・スミスのワインは国際的な評価も高く、オーストラリア屈指のプレミアムワインとして毎年多くの賞を受賞しています。ワイナリーの顔である“ソーヴィニヨンブランとシャルドネ”はもちろんのこと、二人が手掛けるワインは世界各国のハイエンドなレストランで採用されています。
最高の相棒!ショウとスミス
-
マイケル・ヒル・スミス MW (オーナー/マネージング・ディレクター)
マイケル・ヒル・スミス MWは、1988年に難関と知られるマスター・オブ・ワイン(MW)の資格をオーストラリア人として初めて取得しました。国際的なワインコンペの審査員やワインコンサルタントも務める彼は先見の明があり、アデレード・ヒルズの魅力を見出した人物でもあります。現在も、国内外に向けオーストラリア産のファインワインを提唱することに力を注いでいます。
-
マーティン・ショウ氏(オーナー/マネージング・ディレクター)
マーティン・ショウ氏は、アデレード大学とボルドー大学で醸造学を修めた経歴を持ち、オーストラリアにおけるプレミアムワインの造り手として、20年以上も第一線を走り続けています。また醸造家・コンサルタントとしてニュージーランド、フランス、イタリア、スペイン、チリなどで多岐に渡り活躍しています。
ショウとスミスだけじゃない、集まる豊かな才能
-
デイヴィッド・ルミアーMW (営業/マーケティング)
デイヴィッド・ルミアーMWは、2010年からショウ・アンド・スミスに参加しています。オーナーのマイケルだけでなく、デイヴィッド氏もまたマスター・オブ・ワインの保有者です。マスター・オブ・ワイン協会 (Institute of Masters of Wine) の教育部門に携わりながら数々のワインコンペの審査員を務めたり、オーストラリアの『ワイン・ビジネス誌』 (Australia’s Wine Business Magazine) の記事を執筆したりと、幅広い分野で才能を発揮しています。
-
アダム・ワデウィッツ氏 (チーフ・ワインメーカー)
アダム・ワデウィッツ氏は、2013年よりシニア・ワインメーカーとしてショウ・アンド・スミスに参加し、現在に至ります。以前はオーストラリア国内のワイン教育団体『Len Evans Tutorial』の指導者として活躍しました。また今も多くのワインコンペの審査員を務めており、オーストラリアのワイン業界において注目を集める逸材の一人です。
ショウ・アンド・スミスの歴史
ショウ・アンド・スミスは1989年に設立し、1990年に初ヴィンテージをリリースしました。
1999年には念願の自社畑「バルハンナ・ヴィンヤード」を購入し、ブドウ栽培をスタートさせると同時にワイナリーとテイスティングルームを建設。さらに、2012年にはレンズウッド・ヴィンヤードを新たに購入しました。それぞれの畑の特性を見極め、適したブドウが栽培されています。
また、現在は「サステーナブル・ワイングローイング・オーストラリア」に加盟し、環境に配慮した農法によるブドウ栽培を行っています。除草材・人工的堆肥・防カビ材を使用しないこと、羊の放牧による除草、カバークロップ(樹列間での多様な草を栽培すること)など積極的に採用し、オーガニック農法への転換に向けたさまざまな取り組みが行われています。
ショウ・アンド・スミス、2つの自社畑
-
バルハンナ・ヴィンヤード(面積:35ha、標高:340-380m)
バルハンナ・ヴィンヤードは、ワイナリーを囲むようにして丘陵地に広がる畑です。栽培している品種のほとんどはソーヴィニヨンブランで、一部区画においてシラーズを密植しています。水はけのよい土壌で、砂質ロームが赤粘土の上に広がります。また珪岩や頁岩などさまざまな大きさの鉄鉱の小石が下層に見られます。
-
レンズウッド・ヴィンヤード(面積:20ha、標高:455-500m)
レンズウッド・ヴィンヤードは、バルハンナの畑と隣接するワイナリーから約10km北西に離れた場所にある畑です。主にシャルドネとピノ・ノワールを栽培しています。東西に斜面が伸びる丘陵地で、土壌は茶色のローム質が粘土層の上に広がり、畝には砕かれた頁岩が見られます。
ショウ・アンド・スミスのおすすめワイン
ショウとスミスはともに白ワインが大好き!ワイナリー設立から10年間は、ソーヴィニヨンブランとシャルドネに徹して生産していたほどです。原点とも言える白ワインをぜひともお試しください。
-
ショウ アンド スミス ソーヴィニヨン ブラン
ピンクグレープフルーツのようなフレッシュで丸みのある果実味とクリスピーな酸が見事に調和するワインです。
このワインを探す -
ショウ アンド スミス M3 シャルドネ
白い花やシトラスの風味があり、引き締まった酸と心地よい樽のニュアンスを持つ、抑制された美しい味わい。
このワインを探す
\コチラのワイナリーもおすすめ!/
ジャンシス・ロビンソン女史も絶賛!ショウとスミスがタスマニアで造る